トンボ池最新情報(2014年4月~15年) |
(2015年1月~12月)
2015年12月31日(木) ガマの穂綿(ほわた)飛ぶころ 「ソーセージみたい!」と人気なトンボ池のガマ。その「ソーセージ」な部分は実はタネのかたまりです。この季節になるといっせいに開いて、小さなたんぽぽのような綿毛を飛ばせます。毎年、よく晴れた風のある日をちゃんと選んで開くのがふしぎです。 2年生の国語の教科書にも出てくる「いなばの白うさぎ」のお話で、傷ついたウサギのちりょうに使ったという「ガマの穂(ほ)」は、このフワフワの綿毛のことのようにも思われますが、実は初夏にこの実ができる時に出る黄色い粉(花粉)のことのようです。ガマの花粉は昔から血止めの効果があるとされて、薬にされていたのだそうです。 年末年始は学校に入れないので、この写真はトンボ池のものではありませんが、きっと今頃トンボ池からもだれもいない校庭にこの綿毛がいっぱい飛んでいるのではないでしょうか。 暖かいおだやかな大みそかですね。みなさん、大そうじや年賀状はすみましたか。来年もまたトンボ池で楽しく自然観察を楽しみましょう。どうぞ、よいお年を! |
2015年12月5日(土) 今日のトンボ池上空 「リース教室」の後、午後2時から定例のトンボ池観察会も行われました。その終わり頃のトンボ池の上の空。空の色と雲、光がとてもきれいで、メンバーからは「かべ紙みたい!」という声が出ました。そう。こんな模様のかべ紙、ありませんか? 日が短くなり、外で活動する時間もへってくる季節ですね。この時期、東京の日の入りはしばらく16:28の日が続き、これは冬至(とうじ=12月22日)の16:32より早くて、実は今が一年で一番日が暮れるのが早い時期となっています。でも日の入り前の空は天気が良ければとてもきれいです。ぜひみなさんも外に出て、夕ぐれの空を見上げてみましょう。 (写真はどちらも日の入り直前の16:15) | |
2015年12月4日(金) しぜんの素材がそろいました!! 今年も5日開催予定の「自然の素材でオリジナルリースを作ろう!」に向け、たくさんの自然の素材がそろいました。ジュニア隊員の子ども達や保護者の方、スタッフがそれぞれに集めたり、手作りしたりした様々な木の実やかざり、そして季節の花材・・・を今日は夕方から会場となる体育館に並べて準備しているところに、スタッフOBのMさんが今年も三宅島直送のサンキライ(写真手前の赤い実)を届けに来て下さいました。「やっぱり自然の色はいいね~!」とスタッフのテンションもますます上がってきました。 明日、参加の申し込みをされている方は、暖かい服装でおいで下さい。そしてすてきなオリジナルリースを作ってください。お楽しみに! |
2015年11月23日(月) カマキリの頭の化石!? そんなふうにも見えませんか。 実はこれはカラスウリ(←「見つけたよ!」参照)のタネです。カラスウリをわると、中にねばねばにつつまれたタネが入っています。それを水できれいに洗うと、なんとこのカマキリの頭の形があらわれます。「打ち出の小づち」の形にも見えるので、おさいふに入れておくと金運アップのおまもりにもなるんだとか。 23日のリースの材料集めに参加した隊員さんは、石神井川ぞいの土手で見つけたカラスウリをわって、中のタネを大事に持ち帰りました。上小でも図書室のうらの桜の木のあたりにはちょうど今、カラスウリがなっていますよ。みなさんも探してみましょう。 |
2015年10月12日(月) 秋のトンボ池より 10月の定例観察会で見つけた生き物の数々です。この時期むらさき色の花をたくさんさかせるホトトギスの葉を食べていたトゲトゲ君は、なんとルリタテハ(美しいちょうです。どんなチョウかは図かんでしらべてみましょう!)の幼虫。トンボ池では初めての発見です!(写真左上) ヤブカラシの葉にいたのはコスズメ(スズメガの一種)の幼虫。目玉もようがいっぱいあってかわいい顔だと大人気。(写真右上) プールでは、3年生がうかべてくれた草に大きなギンヤンマが産卵に来ていました。(写真左中)また3年生が放流してくれたクロメダカがたくさんの卵を産んでくれたようで、水面は子メダカでいっぱいでした。 この時期、プールの中ですでにこんなに大きくなっているのはウスバキトンボのヤゴ。(写真右中) モミジの葉を食べるこの巨大な青虫はオオミズアオの幼虫。もうすぐさなぎになる終齢(しゅうれい)でしょうか。(写真左下)かざりのトゲトゲにもみんなでさわってみました。チクチクするけど毒(どく)はありません。 バッタ原っぱには今年もトノサマバッタを放しました。卵を産んでくれるかな(写真右下) 上小のトンボ池やバッタ原っぱは、一度は学校からすがたを消していた生き物が、ふたたび集まってきてくらせるように考えて作った場所(ビオトープ)です。エサになる植物や、かくれがになる場所を整備して、生き物を呼ぶくふうをしています。 つかまえて、手にとって観察するのはOKです。観察・学習のためなら、教室や学童クラブなどに持ち帰って飼育することもOKです。でも家に持ち帰ったりすることはできません。このやくそくを守って生き物とのふれあいを楽しんでください。 ★元もと上石神井にいなかった生き物(外来種や観賞魚・園芸種の植物など)を持ちこまないように気を付けてください。 アメリカザリガニ・ミドリガメ・ヒメダカ・金魚などをまちがって放さないようにして下さい。もしこれらの生き物を見つけた場合はすぐに先生や探検隊スタッフに知らせて下さいね。 |
2015年10月3日(日) キアゲハがさなぎになったよ カブクワハウス内に キアゲハの蛹(さなぎ)を一つ 発見しました。 ほかにもいるかと探しましたが、見つけられませんでした。 カイコガのように糸をはいてじょうぶなまゆを作り、その中でさなぎになって身をまもる昆虫もいますが、キアゲハのさなぎにはまゆはありません。元の食草をはなれ、木の枝のかげなどなるべく安全な場所を自分で探してそこでさなぎになります。今のじきにさなぎになったものは、約半年、さなぎの中でじっと春が来るのを待つのですね。探すのはなかなかむずかしいですが、みなさんもちょうやガのさなぎを探してみましょう。 (情報と写真提供:スタッフの久留島さん) |
2015年9月29日(火) キアゲハの幼虫 もうすぐさなぎに カブクワハウスで飼育しているキアゲハの幼虫。毎日たくさんのアシタバの葉を食べて、ぐんぐん大きくなっています。左の写真のやじるしのところに、5匹の幼虫がいます。 〇の中には、すでにアシタバからはなれ、ハウスの中で気にいった場所を見つけて、サナギになるじゅんびを始めた幼虫もいます(そのアップが右の写真)。からだの形が変わって、少しさなぎに近づいているのがわかりますか。この形になった次の日には前蛹(ぜんよう)というじょうたいになり、2日後には完全なさなぎになるはずです。キアゲハは、こうしてさなぎになって冬をこすのです。 外からもよく見えるので、上小の子ども達は、ぜひカブクワハウスをのぞいてみて下さい。そしてアシタバの葉がたりなくなっていたら、先生方や探検隊スタッフに教えてくださいね。 カブクワハウスのカギはしょくいん室にあるので、先生にお願いして、先生といっしょに中に入ってください。アシタバは図書室のうらにたくさん生えています。 (情報と写真提供:隊員の中野さん) |
2015年9月28日(月) スーパームーン 今年は十五夜の一日後に本当の満月がきました。9月は日本では雨や台風の多い季節なので、実は月の観察にはあまりむかないのですが、今回は十五夜とともに、とてもクリアーな月を見ることができましたね。 月は地球のまわりを地球4個分ほどゆがんだ楕円軌道(だえんきどう)を回っているため、地球と月とのきょりは、多少ですが近づいたり、遠ざかったりしています。月は満ち欠けしているので、いつも満月の時に地球に一番近づくとはかぎりませんが、5年ごとくらいに、一番近づく時が満月と重なるのだそうです。これを「スーパームーン」などとよぶことがあります。 「大きい、大きい」と言いますが「それは何とくらべるかで決まること」だと観察会の時にコタジーが教えてくれましたね。 そこで、ためしに月が地球から遠いところにあった2013年2月25日の満月の写真と、28日の満月の写真をくらべてみました。(⇒こちら) 同じカメラ(レンズ800mm×2)で、ほぼ同じ条件でとった2枚をならべて合成してみたものです。こうしてみると大きさのちがいがよくわかりますね。(2015年9月28日の月の視半径は16.7'、2013年2月25日の視半径が15.4'のようなので、28日の月は2013年の2月の満月に比べて8.44%大きいという計算になります。この2枚もプリントアウトして直径をくらべて計算してみたところ8.8%程度の差でした。多少の誤差はありますが、だいたいの見かけの大きさの差がわかるかなと思います。) (情報と写真撮影および画像作製:スタッフのつとむさん) |
2015年9月27日(日) 中秋の名月 今年の十五夜は、満月ではありません。少し欠けているのがわかりますか? 本当の満月は、9月28日(月)。しかも今回の満月は今年最大の満月(スーパームーン)です。詳しくは「空を見上げよう」のページをごらんください。 (撮影:練馬区上石神井にて スタッフのつとむさん) |
2015年9月23日(水) キアゲハの幼虫をかんさつしよう! キンモクセイのかおりがただよい、いよいよ秋本番。この季節は、トンボはもちろん、チョウがさかんに今年最後の産卵(さんらん)をするすがたが見られます。 トンボ池でもキチョウやナミアゲハ、クロアゲハ、セセリチョウやシジミチョウの仲間など、たくさんのチョウがとんでいるのを見ることができます。 カブクワハウスでは、キアゲハの幼虫を飼育しています。キアゲハの食草(よう虫のエサとなる決まった草)は、セリ科のセリ・ニンジン・パセリ・アシタバなど。上小には図書室のうらにたくさんのアシタバが生えているので、そこから持ってきました。幼虫もたくさんついているので、ぜひ観察してください。たくさんの葉を食べてサナギになり、サナギのじょうたいで冬をこすのですね。 |
2015年9月16日(水) 秋のしぜんを見つけよう トンボ池のかんばんのまわりや上中との間の道のかきねぞいにまっ赤なヒガンバナ(左上)がさきはじめました。いま校内にあるヒガンバナは、かつて東公園のそばの「観音山いこいの森」の周辺にたくさんあったものを20年ほど前に子ども達が分けてもらってきたものが増えたものです。当時はこの季節になると授業で観音山までヒガンバナを観察しに行くこともあったようです。 はたけプロジェクトでは今年も練馬ダイコンのタネをまきました。今ではほとんどさいばいされることのない練馬ダイコンですが、ふつうのダイコンとくらべると深く、長く育つのも特ちょうです。そこで、このようにふくろを使って土をもりあげてさいばいします。(右上) アシタバの葉にはキアゲハの幼虫とツマグロオオヨコバイ(バナナ虫)(左下)。 ゴマの葉にはカメムシのすがたが見られました。(右下) だいぶ気温が下がってきて、夏の間活やくした虫たちもそろそろ冬ごしのじゅんびでしょうか。ツマグロオオヨコバイやカメムシの仲間はあたたかいすきまを見つけてそこで成虫のまま冬ごしします。キアゲハは、さなぎになって冬ごしをします。みなさんもみぢかな虫たちが、どのようなかたちで冬ごしをするのか、そのために今、どんなじゅんびをしているのかしらべてみましょう。 ★しぜん探検隊では次回の観察会で、虫たちの冬ごしのための「こも」を木のみきにまきつける作業を予定しています。 |
2015年9月5日(土) トンボだけじゃないよ! 9月の定例観察会で見つけた生き物の数々です。上小の校庭にはいろんな生き物がすんでいるんだね。みなさんも見たことがある、つかまえたことがあるものがいるんじゃないかな。いくつわかるかな? カマキリ・クモ・スズメガ(2段目左の写真はコスズメ)の幼虫・しっぽが青くてきれいなニホントカゲ・ツユムシやコオロギ、バッタの仲間・ヒキガエル・セセリチョウ・・・・(まだまだたくさんいて、しょうかいしきれません。) 上小のトンボ池やバッタ原っぱは、一度は学校からすがたを消していた生き物が、ふたたび集まってきてくらせるように考えて作った場所(ビオトープ)です。エサになる植物や、かくれがになる場所を整備して、生き物を呼ぶくふうをしています。 つかまえて、手にとって観察するのもOKです。観察・学習のためなら、教室や学童クラブなどに持ち帰って飼育することもOKです。でも家に持ち帰ったりすることはできません。このやくそくを守って生き物とのふれあいを楽しんでください。 ★元もと上石神井にいなかった生き物(外来種や観賞魚・園芸種の植物など)を持ちこまないように気を付けてください。 アメリカザリガニ・ミドリガメ・ヒメダカ・金魚などをまちがって放さないようにして下さい。もしこれらの生き物を見つけた場合はすぐに先生や探検隊スタッフに知らせて下さいね。 |
2015年8月28日(金) 田んぼゾーンにお米が実ってきたよ 長い夏休みの間にトンボ池のまわりは草や木が大きく成長して、みどりが深くなっています・・・というかひとことで言えば「草ぼうぼう!」(笑) 9月5日の観察会はまず、草取りにみんなであせを流すことになりそうです。 5月にみんなで田植えをした水路部分(田んぼゾーン)では、稲(いね)の実(=お米)が実ってきています。すでに少し鳥に食べられていましたので、大急ぎで鳥よけのネットをかけました。最近は機械を入れて稲かりをするために夏の終わりには水をぬいてかわかしてしまう田んぼも多いようです。でも、トンボ池の田んぼゾーンは水をぬくことはしないので、水の中には、クロメダカなどの生き物も元気に動いていました。また、だれも植えていないのに田んぼでよく見かけるオモダカやコナギなどの水生植物が生え、稲といっしょに育っていました。田んぼゾーンはそんな田んぼの生き物や植物、その関係などを観察するための場所。みなさんもネットを少し持ち上げて、中を観察してみてください。 |
2015年8月6日(木) 真夏のやさい畑で 体育館うらの「はたけプロジェクト」の畑で見つけた真夏の自然。黄色いのは落花生(ラッカセイ)の花。むらさき色の花は大豆(エダマメ)です。どちらも意外と見ることのない花ではないですか。 下の写真は、ゴマの花のみつをすって回るオオスカシバ。りん粉(りんぷん)がないすきとおった羽をもっているので「透かし(すかし)羽(バ)」。そのとうめいの羽で花から花へとすばやく飛び回るのでハチかと思ってしまいますが、実は昼行性(ちゅうこうせい=昼間に活動する)のガなのですね。 |
2015年7月27日(日) 夏休みはカメラを持ってトンボ池へ! 校庭のかたすみの小さなトンボ池。たいした自然なんてないかな・・・でも、池のほとりでちょっと立ち止まってじっと目をこらしてみましょう。みんながいない夏休み中はとってもしずか。しばらくするときっと何かの声が聞こえてきます。 |
2015年7月25日(土) ケサランパサラン!? ふわふわと空中を舞(ま)うなぞの物体(ぶったい)「ケサランパサラン」って聞いたことありますか。鳥の羽、虫、木や草のタネ、カビ・・・空中をふわふわと飛ぶものは意外とたくさんあります。むかしの人はこれらを「ケサランパサラン」などとよんで、ふしぎなものと考えたようです。中には妖怪(ようかい)の一種と考えた人々もいたようです。穴をあけた桐(きり)の箱の中に入れて白粉(おしろい)をあたえるとふえる、なんていう説もあるし、持っているとしあわせをよぶお守りになる、でも持っていることを人に話してはいけない、などという言い伝えもあるようです。おもしろいですね。「ケサランパサランって知ってる?」とおうちの人やおじいちゃん・おばあちゃんに聞いてみましょう。どんなお話が聞けるかな。そしてみなさんも探してみましょう。 この季節、ふわふわと町の中を飛んでいるのが、これ。実はアザミという植物の種子(しゅし)です。巨大(きょだい)なタンポポの綿毛のようですね。中校舎のうらでちょうど飛び始めたところを見つけました。 |
2015年7月19日(日) クヌギの若葉(わかば)のまわりで クヌギの若葉で汁(しる)をすうアブラムシ。それを食べようとしているのはナミテントウ。あまい汁を分けてくれるアブラムシを守るためにナミテントウを追いはらおうとがんばるクロヤマアリ。トンボ池のほとりでは、毎日こんな生き物たちのドラマを間近に観察することができます。池にはショウジョウトンボ・シオカラトンボ・コシアキトンボ・イトトンボが。水面にはアメンボ、水の中にはたくさんのクロメダカの赤ちゃんが泳いでいるのが見られます。 |
2015年7月14日(火) ベニバナがだいぶ育ってきました トンボ池のまわりは、生き物のエサやかくれがとして必要な植物はもちろん、古くから日本で人々の生活と共にあった植物や作物も植えて、人間が作り出した自然=「里山(さとやま)」の自然のささやかな復元(ふくげん)に取り組んでいます。ベニバナ(紅花)は、くちべにやほおべにの材料として、またタネからは食用の油をとるために日本でも古くからさいばいされてきた草花(作物)です。(くわしくはトンボ池のかんばんを見て下さい)さて、どんな花がさくのでしょう。楽しみにしていてください。 |
2015年7月12日(日) カブトムシの羽化がはじまったよ! カブクワハウスでカブトムシの羽化がはじまりました。去年の秋にみなさんが学校に持ってきてくれた卵や幼虫が、やく10カ月かけていよいよ成虫になったというわけです。この日見つかったのはメス2匹。昼間は土の中にもぐっていることも多いのでなかなか会えないかもしれませんが、みなさんもこのじきは、カブクワハウスをのぞいてみてください! |
2015年7月4日(土) 「コシアキトンボ」を発見!! 4日の観察会で見つかった生き物の一部をしょうかいします。 まず上の写真はコシアキトンボ。腰(こし)の部分が白っぽい色なので、そこだけが「空(あ)いて」いるように見えることから「こしあき」とんぼ。上小トンボ池ではあまり見かけることのないトンボでつかまえて写真にとったのはたぶん初めてです。まん中左はイトトンボのなかまのモノサシトンボでしょうか。はらにモノサシの目もりのようなもようがあります。その右はバッタ原っぱの石づみで見つかったヤモリ。大きな目がかわいいですね。下の左はアリのように見えますが足の数をよく数えてみてください。アリならこん虫ですから足は6本のはずなのに、8本ありませんか・・・ということはこれはクモ!?アリグモのなかまでしょう。1年生のKさんが見つけてくれました。すごいっ!その右の「ブラックの新かん線」みたいな幼虫はセスジスズメの幼虫。ずらっとまどのようにならんだ黄色やオレンジ色のもようがなんともきれいです。しっぽのとげはただのかざりですからさわってもさされることはありません。ホウセンカ、ヤブガラシ、サトイモなどの葉をさがすと見つかります。みなさんも見つけてみましょう。 ★この日の観察会の様子は「活動日誌」のページ(→こちら)をごらん下さい。 |
2015年7月2日(木) ウィンナーソーセージ!? トンボ池の島にあらわれたこのウィンナーソーセージのようなものは、ガマ(ヒメガマ)の花です。上の方についている細い茶色の部分が花粉をとばす「おばな」。下のふといソーセージみたいなところは、秋になるとふわふわのわたになって風でとんでいくタネとなる「めばな」の部分です。むかしの人は、おばなにつく黄色いこな(花粉=かふん)を集めて血止め(ちどめ)のくすりにしたといわれています。「いなばの白うさぎ」のお話に出てくるうさぎがくるまった「がまのほわた」とは、このことです。 トンボ池ではしばらく出ていなかったのですが、昨年新しいかぶを植え直して、今年は久しぶりに花がさきました。 |
2015年6月20日(土) トンボ池は今、いちばん「トンボ池」らしい季節です! トンボ池に色あざやかなトンボがたくさんやって来ています。 ブルーのオオシオカラトンボのオス(右上)は、自分のなわばりをまもりながら、黄色と黒のメスがやって来るのをじっと待っています。メスが来ると、トンボ池に産卵(さんらん)するようすが観察できます。 プールで育ったギンヤンマも次々羽化。(左下・写真は図工室前の生体展示コーナーで20日に羽化していたものです) 顔までまっ赤なショウジョウトンボ(左上)は、2匹のオスがおたがいトンボ池を自分のなわばりにしようとはげしくおいかけあいながらたたかっていました。 イトトンボは、アサザの葉の上でひと休み。 雨があがったらみなさんもぜひ、トンボ池に行ってみましょう。今日は何種類のトンボに会えるでしょう。 トンボ池のおくのしげみに広がっているのは、葉っぱが半分おけしょうしたように白いハンゲショウ。トンボだけでなく、ほかの生き物や植物も観察してみてくださいね。 (写真提供:スタッフのつとむさん ほか) |
2015年6月1日(月) プールでふえたメダカがバケツ稲にお引っこし 去年の秋にトンボ池からプールに何匹かのクロメダカをお引っこしさせました。そのメダカが卵を産み、とてもたくさんの赤ちゃんメダカが生まれました。 (くわしくはこちら→) そこでその一部を今度は5年生がとりくんでいるバケツでの稲(いね)のさいばい(=バケツ稲)のバケツの中に入れてもらうことにしました。 メダカは元もとはお米を作る田んぼにたくさんいた生き物です。水の中に出てくるミジンコなどのプランクトンや、蚊(か)の幼虫(=ボウフラ)をエサにして育ちます。きょ年、蚊によっておきる病気として問題になったデング熱をふせぐためにはなるべく蚊を発生させないことが大切だといわれています。どうしても蚊が発生しやすいバケツ稲にいっしょにメダカをかうのは、農薬(のうやく)を使わない自然にやさしいとてもよい方法です。 5年生のみなさん、どうか水の深さに気をつけて、稲と同時にメダカも大きく育ててみて下さい。育ったメダカはバケツの水をぬく時に水そうにうつして飼ってもいいですし、お家で飼えない場合は、元いたトンボ池にもどして下さい。(その時、お店で売っているオレンジ色のメダカ=ヒメダカはぜったいにトンボ池に入れないようにして下さいね。) ★ちなみにデング熱のウイルスを運ぶヒトスジシマカは、うえきばちの受けざらのような小さな水たまりでだけ産卵し、「池やプールのような大きな水たまりに産卵することはない」(国立感染症研究所 高崎智彦氏 「デング熱国内流行の可能性と必要な対応」↓ より)とのことです。http://medical.radionikkei.jp/kansenshotoday_pdf/kansenshotoday-150429.pdf |
2015年5月30日(土) トンボ池の大そうじをしたよ! トンボ池は小さな池なので1年に1度人間の手でかんきょうをととのえるひつようがあります。たまったどろや石、ふえすぎた植物などをとりのぞき、ヤゴやメダカを食べてしまうアメリカザリガニや大きな魚がいないかもたしかめます。この日はトンボ池の水をぬいて、池の大そうじと生き物ちょうさをしました。 |
2015年5月21日(木) トンボ池がお花畑 トンボ池がお花畑みたいになっています。毎年この時期になると水面にさくあざやかな黄色い花は「アサザ」。スイレンににた丸いはっぱから、空気をとりこんで水中におくり、水をきれいするはたらきがあるそうです。花はきれいな星のかたち。 しぜんの池やぬまがすくなくなってしまったために、たいへんかずが すくないめずらしいしょくぶつになってしまいました。 (環境省レッドデータブック 準絶滅危惧種) オタマジャクシのすがたが見つかりませんが、かくれているだけでしょうか?もうカエルになったのかな?みなさんもさがしてみましょう。 (写真提供:隊員の中野さん) |
2015年5月9日(土) とうめいなはっぱができたよ&ミカンの赤ちゃんを見つけたよ! 9日の観察会の日、プールから引き上げられたこのはっぱ。葉脈(ようみゃく)とよばれるすじのような部分だけの「葉脈標本(ようみゃくひょうほん)」になっています。実は前にこのような「葉脈標本」作りをしたい、というリクエストがありました。よく科学クラブなどでやるのは、はっぱをとくべつなくすりにつけて作るやり方ですが、探検隊らしくプールの中にいるミジンコなどのプランクトンの力をかりて作れないか・・・ということになりました。はっぱのやわらかい部分だけをプランクトンに食べてもらおうというわけです。みんなで集めたいろいろなはっぱをネットに入れて、プールにしずめたのが秋。やく半年かかってようやく完成、というわけです。プランクトンもやわらかくておいしいところを先に食べ、かたいほねみたいなところはあとに残すことがわかっておもしろいですね。のこった白いまくのようなものをていねいにとりのぞいてかわかせば、りっぱな「標本」の完成です。 右はしは、この日観察したミカンの花。めしべのつけねにちゃんとみどり色の「みかんの赤ちゃん」があるのを見つけると「かわい~!」の声。このあとみんなでみかんの赤ちゃん探しを楽しみました。 (写真提供:隊員の早稲田さん) |
2015年5月9日(土) いきものがいっぱい! 定例観察会で観察された生き物のすがたの一部です。 (左上)プールのフトイのくきには、すでに羽化(うか)したギンヤンマの大きなぬけがらがついていました。 (右上)プールの中には、羽化まぢかの大きなギンヤンマのヤゴや、イトトンボのヤゴがいっぱい。クロメダカの赤ちゃんも生まれていました。 (左下)カブクワハウスには終齢(しゅうれい)まで育ったカブトムシの幼虫。このあとさなぎになり、成虫へと羽化するようすを家でじっくり観察してもらおうと希望する子ども達に持ちかえってもらいました。今日はさらに地域の探検隊サポーターの方からの幼虫の寄付もいただきました。 (右下)トンボ池の西側は「バタフライ(チョウ)ゾーン」アゲハチョウの幼虫がすきなミカンのなかまがたくさん植えてあります。今日はちょうどミカンの花が満開(まんかい)。あまいかおりが池のまわりにただよっていました。きみどり色のやわらかい葉の上で発見したたまごからかえったばかりのアゲハチョウのようちゅう。 (写真提供:隊員の久保田さん・中野さん) |
2015年4月27日(月) このきれいなオレンジ色の花は? 最近、道ばたでよく見るようになったこの花。オレンジ色の花ってあんがい少ない上にまとまってさくのでよく目立ちます。 名前は「ナガミヒナゲシ」といいます。「長い実」(写真右)ができる「ヒナゲシ」という意味。 思わず花だんにも植えたくなるようなかわいい花ですが、この花、じつは外来種(がいらいしゅ)で、繁殖力(はんしょくりょく=ふえる力)がとても強いので注意しなくてはならないしょくぶつです。あっという間にふえて、それまでそこにあった日本の草花をおいやってしまうきけんがあるといわれています。 元もとは地中海地方のしょくぶつだそうです。昭和30年代に東京で初めて発見されたのですが、人間の手をかりることもなく50年ほどの間にほぼ日本中に広がってしまったそうです。 右の写真は、この花の実をわってみたところです。一つの実の中に1000つぶ以上のタネが入っています。「けしつぶほどの小ささ」ということばがあるように、とても小さいタネなので、風などでどこにでもとんでいき、どんどんふえてしまうのがよくわかります。 トンボ池のまわりにはまだ見当たりませんが、中庭や図工室の前には数年前からすがたをあらわしました。ふやさないためには、花がさいたあと、タネがこぼれないうちに実をつみとるひつようがあるようです。 |
2015年4月23日(木) 生命(いのち)のドラマ 雨がしばらく続いたあと、温かいというよりもう暑(あつ)いくらいの晴天(せいてん)がやってきました。 クワから元気のよい若葉(わかば)が出てきました。このクワは、学校からたのまれてきょ年探検隊で植えたものです。トンボ池いがいにも朝礼台うしろ、ちゅう車場、東門わきなどに合計8本のクワのなえを植えました。このうち水色のふだのついた5本は、農工大(のうこうだい)という大学のカイコの研究をしている研究室から特別に分けていただいた「小学校でカイコを育てるのにつごうがよいようにじょうぶな葉が早くからたくさん出るように改良した」品種です。ぜひカイコを育てる時に活用してほしいと思っています。(左上) この春に植えたクリのなえからも若葉が出てきました。(右上) カブクワハウスの前には、ノゲシとオニノゲシというとてもよくにた2種類の植物がなかよくならんで生えてきました。どちらもタンポポににた黄色い花をさかせますが、タンポポよりずっとせが高いしょくぶつです。図かんの絵やしゃしんなどでは区別がむずかしいくらいそっくりのこの二つですが、こんなふうにぐうぜんなかよくならんで生えているとそのちがいがよくわかります。みなさんもくらべてみましょう。「鬼=おに」とつくのはどっちでしょう。見ればいかにもそんな感じがするのですぐわかりますよ。(左下) 池の南がわでは、鳥の羽(はね)がたくさんちらばっていました。どうやらキジバト(ヤマバト)が何かにおそわれたあとのようでした。キジバトをおそったのはどんな生き物でしょう?まだ新しい羽でした。だれか現場(げんば)を見た人はいませんか? こうしてトンボ池では、毎日きせつのうつりかわりの中で生き物たちのさまざまなドラマがくりひろげられています。 |
2015年4月18日(土) コナラの「ひこばえ」がのびてきました 大きくなりすぎたため12月に切りたおしたコナラの切りかぶから、新しい若芽(わかめ)=「ひこばえ」がのびてきました。すごい生命力(せいめいりょく)ですね。やがてこの芽(め)がふたたび大きなコナラの木に育っていきます。 むかしの人は、炭(すみ)を作るための木材やひりょうにする落ち葉を手に入れるため、身近な場所にコナラやクヌギの林を作りました。これが「ぞうき林」とよばれる林です。ぞうき林の木は、切ってもこのように「ひこばえ」が出て再生(さいせい)するため、くりかえし使うことができたのです。トンボ池のまわりのクヌギやコナラも、むかしながらの方法で再生させながら管理(かんり)していきます。 |
2015年4月4日(土) アケビの花がさきはじめました トンボ池とプールの間のカイヅカイブキの生け垣(いけがき)の中に植えてあるアケビにあわいむらさき色の花がさきはじめました。アケビの花には雄花(おばな)と雌花(めばな)があります。1本のつるに両方の花がさきます。まん中にバナナのような6~9本のめしべがある少し大きいのが雌花、小さくてたくさんさいているみかんのふさのような6本のおしべがあるのが雄花です。聞いてみると、あまいゼリーのようなアケビの実を食べたことのある子はほとんどいませんでした。今年こそトンボ池にアケビの実がなって秋にみんなであじわえるといいですね。 池の中の島ではフトイやガマの芽(め)が出はじめました。これらのしょくぶつは、ヤゴが羽化(うか)してトンボになる時にのぼってくるための大切な足場となり、トンボ池になくてはならないものです。島に入ってふみつぶしたりしないようみなさんで大切にして下さい。 |
2015年3月29日(日) クヌギの剪定(せんてい)作業 茶色い葉をつけたままのクヌギの木。「かれてしまったのですか?」と聞かれます。いいえ。同じどんぐりのなかまでもコナラの木は、秋から冬の間に葉を全部落としてしまいますが、クヌギは春に新しい芽が出てくるぎりぎりまでこのようにかれた葉を枝につけていることがあります。この日は、のびすぎた枝を切る「剪定=せんてい」の作業と同時に、かれた葉を散ってしまう前に集める作業をしました。 限られたスペースに作られたビオトープなどでは、こうして植物なども人の手で適切な大きさに管理することが大切です。そうしないと木が大きくなりすぎて池が全部日かげになってしまったり、まわりの弱い植物がかれてしまったりして環境(かんきよう)が変わっていってしまうからです。 クヌギやコナラは枝を切っても、ちゃんと新しい芽が出て、すぐに大きく成長します。右の写真は12月に根元から切りたおしたコナラですが、切りかぶを残したことで、ちゃんとまた横から小さな芽が出てきているのがわかります。(やじるしの部分)この芽が成長して、数年後にはまた大きなコナラの木になるのです。 今回も切った細い枝はチップにして、集めた葉といっしょにふよう土にし、カブクワハウスのエサや畑のひりょうにします。また、太いみきの部分はかわかしてから、シイタケのさいばいのほだ木として活用する予定です。お楽しみに! |
2015年3月15日(日) コサギが初めて記録されました! トンボ池になんとコサギがやって来ました。 石神井川や石神井公園の水辺では見ることのできる野鳥ですが、トンボ池で観察(少なくとも撮影記録)されるのは、池が作られた1999年以来たぶん初めてのことです。 育成の交流会をしていた15日朝8時40分頃の撮影だそうです。 「善福寺公園の方から飛来。水浴びをして9時頃善福寺公園方面に飛んでいった」とのことでした。 上の2枚の写真ではトンボ池の流入部でじっとして何か水中の生き物をねらっているように見えます。左の写真ではカブクワハウスの屋根のてっぺんでひと休み。 みなさんもこんなすがたに会えるといいですね。もし見ることができたら、ぜひ情報をお知らせください。 (情報と画像提供:学校応援団 井口さん) |
2015年3月7日(土) たまごの移動(いどう) たくさんのカエルが池に集まって卵を産むようすをむかしの人は「かえる合戦(がっせん)」とよんで楽しみました。上小の今年のかえる合戦もそろそろおしまい。すでにトンボ池には大量の卵がうみつけられています。池の広さに対して産みつけられた卵の数が多すぎるので、一部をすくってカエルが入りこむことのできない上小のもう一つの大きな池(=プール!)に移動させる作業を行いました。大きな「池」で水中の落ち葉などを食べながら育つオタマジャクシ、その一部はヤゴのエサとして食べたれたりしながら自然のバランスの中でちょうどよい数になっていくはずです。 ヒキガエルが卵から子ガエルになるまでの日数は約1か月半といわれています。みなさんも成長の様子をトンボ池でじっくり観察してみましょう。 |
2015年2月27日(金) カエルが産卵(さんらん)にやって来ました! 今年もヒキガエルが産卵(さんらん=たまごをうむこと)にやってきました。 まん中の写真の中に、7匹ぐらいいます。まちがい探しみたいですが、あなたはなんびき見つけられますか… 28日の午後3時、見たかぎりで池全体で12匹ぐらいいました。 この写真より、もう少し大きいはんいを卵がうめつくすぐらいに産卵されてましたが ほかの部分では見当たりませんでした。 左下の写真。2匹がくっついているのがわかるかな。上にのっている少し小さい方がオスで下にいるのがメスです。オスはなきます。 右下の写真では、左下のあたり、卵が毛玉の山みたいになってます。 右下には水面に顔を出してるカエルがいます。 去年は、はじめてやってきたのが3月4日でしたから、今年は1週間くらい早いですね。 みなさんでやさしく見まもって、かんさつしましょう。 (写真と情報提供:隊員の中野さん) |
2015年2月7日(土) 鳥の巣箱をかけました 上小にはいくつかの巣箱がかけられ、毎年春から初夏にかけ、そこで育った鳥が巣立っています。 探検隊では毎年、冬の間にその巣箱の手入れをしています。中をそうじし、いたんだところは直して、風で落ちたりかたむいたりしないようしっかりと木に止め直します。 この日は5年前に作られた古い巣箱を「修理すればまだ使える」と、3日がかりで一生けんめい直したチームが、その巣箱を新たに校庭の南西のヒマラヤ杉の木に取り付けました。 すべての野鳥が巣箱を利用するわけではありません。巣箱に巣を作るのはシジュウカラやスズメなど元もと木の穴や屋根のすき間などを利用して巣を作る習性がある鳥です。さて、この巣箱にはどんな鳥が入るでしょうか。みなさんで観察して下さい。 |
2015年2月1日(日) 冬から春へ 今年初めての雪がふって3日目。まだ日かげの地面にはたくさんの雪が残っていました。そんな中でもトンボ池の南側の一段高いところには、すでにフキノトウがふくらみかけていました。また日だまりにはオオイヌノフグリのかわいい青むらさき色の花も見つかりました。(トンボ池まわりではいつもこの場所に一番にさきます。さあ、「この場所」とはどこでしょう。みなさんも探してみて下さい!) 3日は季節の分かれ目=節分。翌4日は春のはじまり=立春。まだまだ寒い日もありますが、いよいよ季節は冬から春へと動き出します。放送室の前の白い梅のつぼみが開き始めるのは何日かな?トンボ池にヒキガエルが産卵に来るのは今年はいつでしょう?みなさんも予想してみましょう。そして見つけた人は日付けを記録して知らせて下さいね。 この日は前回に引きつづき、主にお父さん達の力をかりてプール入口左側のコナラの木を切る作業をしました。切った太いみきは、今年の活動の中でシイタケさいばいの材料として活用する予定です。 |
2015年1月29日(木) 上小子どもギャラリーの展示が新しくなりました 「しぜんの木の実でリースを作ろう」に向けたとりくみ~先日の「学校の屋上から日の出を見よう」の様子まで、しぜん探検隊の11月~12月の活動の記録写真を10枚のパネルにコラージュして展示しました。学校に行かれた折にはぜひ家庭科室前の上小子どもギャラリーをご覧ください。 |
2015年1月21日(水) 練馬大根と白菜のしゅうかく 寒い日が続きます。トンボ池にも氷がはり、しもばしらが見られる季節です。 さて、野菜プロジェクトで育ててきた野菜をしゅうかくしました。これらは、24日に予定されている「学校の屋上で日の出を見る会」のあと会場でふるまわれるスープの具材にする予定です。上石神井の土と落ち葉と太陽の味、みなさん、お楽しみに! |
2015年1月4日(日) トンボ池にツグミがやってきました! 寒さとともに、冬しか会うことのできない鳥たちが日本にやってきています。 トンボ池のかんばんの上にとまっているのは、遠くシベリアから冬の間だけ日本にわたってくるツグミという野鳥です。赤茶色の背中、白に黒い点々もようのあるおなか、地面をピョンピョンととぶように歩くことなどが特ちょうです。 石神井川や石神井公園の池には、同じように冬だけしかすがたを見ることのできないカモなどもやってきています。どんな種類の鳥がきているか、図鑑を持ってかんさつに出かけてみましょう。 |
2015年1月4日(日) トンボ池上空に彩雲(さいうん)出現!? 今年最初の観察会の参加者が集まり、さあ観察会を始めようという9時50分ころ、トンボ池の上空に美しい虹色の雲。お正月早々、むかしから見ることができると縁起(えんぎ)がよいとされる虹色(にじいろ)にかがやく雲「彩雲」の出現か!?とみんなでワイワイ空を見上げて観察しました。 後で調べると、わずかでしたが周囲にアーチ状の二重の虹色が見えていたことから、太陽を囲むように外側と内側に2つの丸い輪ができる外暈(かさ)と内暈(かさ)の一部だったようです。太陽の真上に見えたまっすぐの明るい虹色は「環天頂(かんてんちょう)アーク」とよばれるものかなとも思えますがどうでしょう。 いずれにせよ、忘れられない美しい自然現象をまた一つ、みんなで見ることができ、子どもも大人も大満足でした。 |
(2014年4月~12月)
2014年12月21日(日) コナラの萌芽更新(ほうがこうしん) バッタ原っぱの北側にあったコナラの木を伐採(ばっさい)する作業をしました。このコナラはトンボ池を作ったころにドングリから育った苗を植えたものですが、約15年の間に、校庭の防球ネットの内側から強く押すように枝葉がしげり、またプールの入口をせまくするくらい大きく育っていました。 せっかく育った木を切るのはかわいそうな気がしますが、実はコナラやクヌギの木は、昔からあるていど大きくなったら切りたおし、その幹(みき)や枝(えだ)を炭やまきなど生活のための燃料(ねんりょう)にしたり、またシイタケを育てるための原木として活用してきました。雑木(ぞうき)林というのは、実は人間がそのように活用するために、作って育ててきた林なのです。 切りたおされた木は切り株をのこせば、そこからまた新しい芽が出て育っていき、かれてしまうわけではありません。このことをちょっとむずかしいことばですが、植物の「萌芽更新(ほうがこうしん)」といいます。来年の春には切り株のわきから新しい芽がちゃんと出てくるようすが観察できることでしょう。 今回切った細い枝はチップにしてカブクワハウスのエサや畑のひりょうに、太いみきの部分はかわかしてから、秋にシイタケのさいばいのほだ木として活用する予定です。楽しみですね! |
2014年12月7日(日) 冬の管理作業 トンボ池のまわりには、昔人々が落ち葉から腐葉土を作るために、あるいは燃料にする炭を作るために大切にしたドングリ(クヌギ・コナラなど)の木、また実や葉などを生活の中で活用するために家の近くに植えた植物(果樹や薬草)などを集め、かつて上石神井にもあったはずの「里山の自然」の再生を試みています。 しかしこのような里山の自然は、山奥の原生林の自然とはちがい、人間が定期的に手入れをしないと大きくなりすぎたり、増えすぎたりしてしまいます。今回は、植えてから10年以上たったクヌギの木がこれ以上大きくならないよう上の方の枝を切りました。すでにみきの直径は15センチ以上になっていました。(写真右下) 探検隊ではこの季節、クヌギやコナラの落ち葉を集めて腐葉土を作り、その腐葉土でカブクワハウスのカブトムシの幼虫などを育てています。 また、この日は地域の方(隊員OBのN氏)からいただいたユスラウメとニワウメの苗(写真左上)の植え付け作業もしました。どちらも昔から人々に身近な実のなる木です。 |
2014年11月29日(土) 三宅島から「サンキライ」の実がとどきました! 「しぜんの木の実でリースを作ろう」に向け、いま探検隊では材料集めが進んでいます。そんな中、今年もスタッフOBのMさんから三宅島の「サンキライ(さるとりいばら)」がどっさり届きました。大きな赤い実はリースにぴったりなので、この季節はお店にも商品としてならびますが、三宅島では野山にたくさん自生しているようです。 このサンキライの実には毒消しのはたらきがあるとされましたが、山に行けばたくさん生えているので、わざわざ植えて育てるようなことはせず、薬として必要な時だけ山に行って取って帰って来ればよい・・・というところから「山帰来=サンキライ」という名がついたとか。ほんとかな? |
2014年11月16日(日) 上石神井いこいの森から落ち葉がとどきました 上石神井中学校の西にある「上石神井いこいの森」には練馬区の保存樹木にも指定されているアラカシの大木をはじめ、かつての屋敷森(やしきもり)の貴重な自然が残されています。しぜん探検隊ではここから毎年たくさんの落ち葉をいただいて、カブトムシの幼虫のエサとなる腐葉土作りにとりくんでいます。今日も集めておいていただいた36袋の落ち葉がリヤカーで運びこまれました。 このように上小のトンボ池やカブクワハウスは、子ども達や保護者の力はもちろん、地域のたくさんの方々の協力に支えられて15回目の冬をむかえます。 |
2014年11月9日(日) 「石神井川 今むかし探検」上小子どもギャラリーに 先日のしぜん教室で紹介した石神井川のあたりの昔と今の地図や写真、今から65年ほど前(上小開校の少し前)の石神井川のようすを再現した立体地図、現在の石神井川で見られる生き物をまとめた生き物マップなど、夏休みからとりくんできた「石神井川今むかし探検」の成果を展示しました。 学校に行かれた際には、体育館1階開放教室前の上小子どもギャラリーをぜひご覧下さい。 |
2014年11月2日(日) クロメダカがどんどんふえています 9月に50匹ほどのクロメダカをプールに放流したのですが、そのメダカがたまごをうみ、今プールはクロメダカの赤ちゃん(写真右)でいっぱいです。 この日の気温は21度。だいぶすずしくなってきてトンボ池の水温は15度でしたが、プールの水温を計ってみると17度以上ありました。このちがいはどうしてか・・・トンボ池とプールを見くらべながら考えてみましょう。 トンボ池のメダカはもう底の方でじっとしていて、新しい赤ちゃんメダカも最近は生まれていないようです。 |
2014年10月24日(金) 花の上にいるのはハチかな? 秋になるとトンボ池のまわりにたくさん咲くうすむらさき色のこの花はヨメナ。 春に新芽(しんめ)をつんでごはんにまぜると、よいかおりのヨメナごはんになります。 さて、この花の上にいる虫はなんでしょう? ハチかな。蚊(か)のなかまのガガンボみたいにも見えますね。 実はこれ、トリバガ(鳥羽蛾)という蛾(ガ)のなかまです。小さいけれど羽をルーペで見ると本当に鳥の羽そっくり(下の写真)。ガには見えませんね。 このきせつ、冬のおとずれを前にたまごで冬をこすチョウやガなど昆虫の今年最後のすがたが見られます。 校庭にはきれいな黄色のチョウやオレンジ色でヒョウがらのチョウも飛んでいますね。 なんというチョウでしょう。かんさつして図かんで名前をしらべてみましょう。 |
2014年10月17日(金) 上小で見つけた生き物たち 左上はプールサイドに来たハクセキレイ。長い尾を上下にヒタヒタと動かしながら水辺の小さな虫などを一心についばんでいます。校庭に下りて歩いていることも多いので身近な野鳥の1種です。 右上はバケツ稲で見つけたイナゴ。近くには田んぼもないのにどこからやって来たのでしょう。 下の2枚は、美しい緑色のコガネムシ。近年東京でも見かける機会が増えたアオドウガネ。甲虫の仲間の中にはひっくりかえると起き上がるのが苦手なものもいますが、このアオドウガネは長い後脚を使って上手にブリッジで立ち上がるように起き上がります。見つけたらちょっと遊んでみましょう。 |
2014年10月17日(金) 秋の実りのリース カブクワハウスにステキなリースが出現。 くずのつるをカラスウリ、ススキ、ハナミズキの実、マメガキ(カボチャに見えませんか?)、へクソカズラなどで飾った「秋の実りリース」 実はこれ、全部今日上石神井で集めた素材で隊員のお母さん方が即席で作ってくれたものです。 恒例のリース作り教室(今年は12月7日予定)をなるべく地元の素材で・・・ということで、今年は台座となるつるを上石神井の町でくずのつるがたくさん自生している早稲田高等学院で特別に取らせていただくことになりました。今日、その打ち合わせに行った時に試しに取らせていただいた材料とトンボ池の周りで集めたもので作りました。 |
2014年10月16日(木) 白ごまのしゅうかくにちょうせん 黒ごまに続いて、カブクワハウスの土でつくる「野菜プロジェクト」で育てていた白ごまのしゅうかく作業をしました。ごまのひとつぶひとつぶは、上の写真のような形で実の中につまったタネだということがあらためてわかりますね。けっこうたくさんとれましたね~。 ごまのさいばい、けっこう面白いです。きかいがあったらみなさんもぜひちょうせんしてみて下さい。 (撮影:スタッフの松本さん) |
2014年10月11日(土) プールに生き物たちが もどってきました 秋も深まってだいぶすずしくなりました。プールに草を入れてからやく1か月がたったので、プールの生き物を調べてみました。 水面の草の上ではイトトンボの産卵がまだ続いています。 水の中には、すでにトンボ(ウスバキトンボ)のヤゴ(左上)や、ハイイロゲンゴロウ(左下)のすがたをかくにんすることができました。 ウスバキトンボは、毎年南からやってくるトンボで、早いと1か月ほどで羽化して世代交代をくりかえしますが、成虫もヤゴも冬を越すことはできずに死んでしまうというふしぎなトンボです。いったい何のためにわざわざ南から飛んでくるのでしょう。 また1か月前にはいなかったハイイロゲンゴロウは、どこからどうやってプールにやってきたのでしょう。考えてみて下さい。 |
2014年10月2日(木) トンボの産卵がつづいています 3年生が草を入れてくれたプールに毎日たくさんのトンボが卵を産みに来ています。 上の写真はまさに草がないと産卵できないイトトンボの仲間。オスとメスがつながっておもしろい形を作っています。メスは草のくきに上手に卵を産みつけます。 下の写真はアカトンボの仲間(コノシメトンボ?)体がきれいな赤色にそまっていますね。こちらは草がなくてもちょくせつ水面に卵を産むトンボです。 こうして上小では夏の間は子ども達でにぎわったプールが、来年6月までは多種多様なトンボたちの「楽園」となるのです。 (撮影:スタッフの松本さん) |
2014年10月1日(水) 黒ごまをしゅうかくしました カブクワハウスの土でつくる「野菜プロジェクト」で育てていた黒ごまが収穫の時期をむかえました。しばらく茎(くき)ごと干したあと、何度もふるいにかけたり、風の力で小さなカラなどを吹き飛ばしたり、最後は手作業でていねいにごみをとりのぞき(すごい手間!)推計180gほどのごまがとれました。 この貴重なごまは4日に予定されている隊員親睦の昼食会の場でみなさんに試食していただけるよう準備中です。お楽しみに! (撮影:スタッフの山口さん・松本さん・二宮さん) |
2014年9月30日(火) (クイズ)ヨウシュヤマゴボウの実がじゅくしました 図書室のうらの「ヨウシュヤマゴボウ」。 各地で雑草化していますが、元もと日本にはなかった植物(北アメリカ原産の帰化植物)です。 時々「ヤマブドウ」とまちがえて言う方がいますが、ゴボウともブドウともまったくの別物。 いまはちょうどむらさき色の実が完熟です。ジャム状でさわると大変。 まるでインクジェトプリンタのマゼンタインク。しぼったった原液で書いたのが下の写真。 さて、ここでクイズです。下の写真にはまちがいがあります。わかるかな? (ちょっと大人向けでしたね・・・撮影:スタッフの大澤さん) ★注意!ヨウシュヤマゴボウは有毒です。もちろん飲めません。写真はクイズのための演出ですよ~★ |
2014年9月29日(月) 月がきれいです! 月齢5の今晩の月です。見ましたか。夕ぐれには近くに火星とさそり座のアンタレスも見えたはず。9日後の10月8日(水)満月の夜には3年ぶりの「皆既月食」が見られます。 ぜひ観察しましょう。楽しみですね! (撮影:スタッフの田中さん) |
2014年9月19日(金) ひがん花がさきました トンボ池のまわりや駐車場の上中側の植えこみにひがん花がさき始めました。 ひがん花は夏の間は地面の下で球根でじっとしていて、9月のお彼岸(ひがん)のころになるとまず花だけが出てきてさきます。花が終わると今度は葉が出てきて、ほかの草がかれている冬の間に青々と葉をしげらせ、太陽の光をひとりじめして作った栄養を球根にためるのだそうです。春になりほかの草が芽を出し始めるとまた葉をからして地面にもぐってしまう面白い生活リズムの花です。 上小のひがん花は、15年ほど前の子ども達が東公園の近くの観音山いこいの森から分けていただいてきたものがふえたものです。(撮影:隊員の中野さん) |
2014年9月12日(金) プールにギンヤンマが産卵に来ました! 3年生がプールに草をうかべてくれたので、さっそくギンヤンマがやってきました。 2匹がつながって、ネットごしに草のくきに産卵(さんらん)しています。 上の腹(はら)のつけねがブルーなのがオス、下の水に半分体をしずめているのがメスです。メスはこうして草のくきに卵をうみつけます。 卵は、ふつう17~18日くらいで(水温によって変化します)ふ化して幼虫になり、水中での生活を始めます。 この時期、2匹がつながったギンヤンマだけでなく、まだ相手のメスを探して1匹で飛んでいるオスや、同じように草がないと産卵できないイトトンボのなかま、草がなくても産卵できるアカトンボやシオカラトンボのなかまなど、いろいろなトンボがプールに集まってきている様子を観察することができます。ぜひ観察してみましょう。 (撮影:スタッフの大澤さん) |
2014年9月6日(土) 綿(わた)の実ができました カブクワハウスの前の植木ばちに「カブクワハウスの土で野菜を作ろう」プロジェクトで種から育てた綿(わた)の実ができました。 今だと緑色のまだはじけていない実と、はじけて中から白い綿が出てきた実の両方を見ることができます。 この実の白い綿の部分をたくさん集めると、ふとんなどに使うふわふわの綿、またよって糸にすれば綿糸(めんし)が作れます。 白い綿の中には、綿の種が入っています。 クワの葉を食べたカイコからは「絹」(きぬ)が、綿の実からは「綿」が、藍(あい)の葉からは藍色の染料(せんりょう)が・・・土からは食べるものだけでなく、着るものも作られることが確かめられましたね。 |
2014年9月6日(土) カブトムシの幼虫が カブクワハウスに帰ってきました 夏の間、みなさんの家で大切に飼育されたカブトムシが卵を産み、そこから幼虫がかえっているとの報告がすでにたくさん寄せられています。もう何人もの人が家でかえった卵や幼虫をふたたびカブクワハウスに持ってきてくれました。(写真は今日4年生のIさんが持ってきてくれた幼虫です)幼虫はこれからたくさんの朽木や腐葉土を食べて冬の間に大きく育ち、来年の夏までにまた立派なカブトムシに育つはずです。今後の成長の様子を定例のミニ観察会などでみんなで観察していきましょう。 |
2014年9月1日(月) 藤(ふじ)のつるを切りました トンボ池の藤だなのつるが夏の間にすごく伸びました。学校が始まるとみんなが遊ぶのにも通るのにもじゃまなので、あいにくの雨の中でしたが、お父さん、お母さん、卒業生スタッフ数名でかりこみ作業を行いました。 切ったつるは、クリスマスリース作りの材料として活用する予定です。(現在カブクワハウスの中で乾燥させています。お時間のある方はいつでも中に入ってつるを軽くリースの形に巻いていただけると助かります!) |
2014年8月29日(金) 藍(あい)の花がさきました カブクワハウスの土を使って作物を作るプロジェクトで育てていた藍にも花が咲きはじめました。 藍は、その葉から藍色(あいいろ)の染料をとることができる作物です。手ぬぐいやざぶとんなど今も身近に見る青くそめられた布の色は、昔から日本を代表する色ということで「ジャパンブルー」と呼ばれてきました。サッカーのユニフォームの色もここからきているのですね。 藍の葉を白い布にはさんで上からたたくと簡単な「たたき染め」ができます。ぜひ試してみて下さい。 |
2014年8月3日(日) 綿(わた)の花がさきました カブクワハウスの土を使って作物を作るプロジェクトで育てていた綿に花が咲きはじめました。このあとどんなふうに「わた」ができていくのでしょう? トンボ池のまわりでは今、いろいろな植物が育ったり、生き物が活発に活動したりしています。池ではトンボの産卵やメダカのむれにも出会えます。ぜひ観察に行ってみましょう。 |
2014年7月23日(水) アサザの花がさいています トンボ池の水面にさく黄色い花は「アサザ」です。水面に広がる丸い葉から酸素をとりこみ、水中の根に送り、水をきれいにするはたらきがあるそうです。今ではめずらしい植物です。「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」 トンボ池のアサザは区内高松小のビオトープから分けていただいたものが増えたものです。 下の写真は、モノサシトンボ(♀)という、イトトンボの仲間です。この季節トンボ池のまわりは生き物でいっぱい。みなさんもいろいろ観察してみましょう。 | |
6月28日(土)
雑草(ざっそう)の森
カブクワハウスの南側の一画を今年はあえて草取りをせずに野草の観察スペースとして残しておいたところ、みごとな「雑草の森」が育ちました。 カブクワハウスでカブトの幼虫やミミズが腐葉土を食べて作ってくれた黒土をおいた場所なので土の栄養も豊富。びっくりするくらい大きなエノコログサ(ねこじゃらし)などが見られます。
ぜひ、しゃがんで虫の目線になって観察してみましょう。目の前に広がる大きな森の中で、あなたはどんな生き物に出会うことができるかな?
トンボ池の中のようすを、ムービーで撮影してみました。
5月31日(土)
トンボ池の大そうじをしました
トンボ池の水をぬいて、池の大そうじ(かいぼり)をしました。底にたまったどろや石をけ、ふえすぎた植物の間引きもしました。同時にトンボ池の生き物調査もしました。たくさんのヤゴや魚、大きなドジョウなどが見つかりまた。
探検隊では池ができて以来、数年に一度、このような大そうじをしています。学校ビオトープの中心であるトンボ池の環境を一定に保つために、大切な維持活動です。
5月8日(木)
シジュウカラが
巣箱にえさを運んでいます
東門の近くの木に取り付けた巣箱にシジュウカラが入り、オスがさかんにえさを運んでいます。巣箱の中ではメスが卵を温めているのでしょう。すでにヒナが生まれているかもしれません。
離れたところから、しずかに見守りましょう。
2014年4月30日(水)
フトイの芽がのびてきました
トンボ池の中の島に植えてある細長い葉の植物は「フトイ」といいます。今、ぐんぐん伸びてきています。やがて、この葉を使ってヤゴが羽化します。ヤゴの羽化は早ければ4月終わりころから始まります。今年最初の羽化はいつでしょう。みなさんもよく観察して、フトイの葉にヤゴのぬけがらや、羽化したばかりのトンボの成虫がいないか探してみましょう。
また、水面にういてきた丸い葉は「アサザ」という植物です。
見つけたよ! ★身近な発見や情報をメールで事務局までお知らせ下さい。 10月31日(木) いつ白くなるのかな? ちょっと霞んでいますが富士山です。 今日もまだ冠雪していません。130年の観測史上もっとも遅い冠雪記録更新中です。 (画像と情報:隊員のGママより) ★去年の初冠雪(初めて雪で白くなること)は10月5日で、それでも平年より3日遅かったということですから、今年の異常ぶりがわかります。富士山が見える場所を探して観察を続けていきましょう。 9月21日(土) おしゃれなサギ君 石神井川の下流、練馬高野台駅付近で、撮った写真です。 サギの仲間が橋の下で毛づくろいをしているようでした。 どうして、そんなに毛が気になるんだろう? (画像と情報:6年生隊員のHくんより) ★川をのぞきこむといろいろ発見がありますね。石神井川によくいるコサギのようです。エサを取るだけでなくいろいろな仕草をするところを観察するのも楽しいですね。 9月21日(土) どこから入ってきたの? 起きたときに母の悲鳴が聞こえて、見てみたら、寝室のカーテンにバッタがいました。家の中にどうしてこんなに生き物が入ってくるんだろう。 (画像と情報:4年生隊員のHくんより) ★生き物は、新たなすみかを探して常に旅をしているのだといいいますが、このバッタはどうやらまちがって人間のすみかに入ってきてしまったようですね。ここにはおいしいエサはありませんよ! 7月31日(水) 増水時の石神井川 HP(右)を見て思い出しました。7月31日19:00東京に記録的短時間大雨情報が出た日の石神井川です。 武蔵関へ行ったら雨で帰れなくなり、警報も鳴りました。雨がやんでも川はここまで増水していました。 (画像と情報:隊員のGママさん) ★たまたま通りかかったので記録として残しておいた写真とのこと。右の「上石神井のしぜん最新情報」の8月19日の一番下の写真と同じ場所から撮影したと思われますが、遊歩道部分の手すりがほぼ完全に水没しており、この時よりさらに増水した状態であったことがわかる貴重な記録写真です。 7月28日(日) どこに行きたいの?カマキリ君 ベランダに干した洗濯物を取り入れようとしたら、壁に子どものカマキリがいました。カマキリを家の中に入れないよう、別の窓から家に入りました。カマキリは、涼しい家の中に入りたかったのかな? (画像と情報:4年生隊員のHくんより) ★暑い日が続きますね。カマキリだってこんなに暑いと涼しい家の中に入りたくなるのかな?それにしても思いがけなくベランダで生き物観察ができちゃいましたね! 7月23日(月) クマゼミ クマゼミ(クリック拡大)が鳴き始めました。もともとは南方の暖かい地域のセミですが、最近では関東地方でも数をふやしているといわれます。おもに、日の出からお昼前くらいの午前中に盛んに鳴きます。 (画像と情報:しぜん探検隊) 7月19日(金) 人工衛星(えいせい)の木!? 町なかであまり見たことのない花を見つけました。調べてみると、タニワタリノキとありました。どれが花びらで、どれがおしべなんだか?「じんこうえいせいの木」ともよばれるみたいです。 コロナウイルスの木でもよさそうですが・・・。南の国では大きな木になるようです。 (画像と情報:しぜん探検隊) 7月6日(土) シーズン到来! 昨日初めて善福寺公園に虫取りに行ったらもうカブトムシやクワガタがいました。予想していたよりも多くカブトムシやクワガタがいました。(クリック→拡大) (画像と情報:OB隊員のNくん) ★カブトムシ観察のシーズン到来ですね。身近なところにも意外にいますよ。みなさんもぜひ探しに行ってみましょう! 6月22日(土) 孵化の瞬間! トンボ池バタフライゾーンのウマノスズクサに産み付けられたジャコウアゲの卵。(→右ページ参照)観察していたら、ちょうど卵から1匹目の幼虫が生まれる孵化(ふか)の瞬間(しゅんかん)を見ることができました!(クリック→拡大) (画像と情報:5年生隊員のSくん) ★運がいいですね~!飼育していても孵化の瞬間はなかなか見ることができず、まして野外で孵化の瞬間をカメラで撮影するのはとても難しいことです。しかもそれがただのアゲハチョウではなく、珍しいジャコウアゲハの孵化の瞬間とは!!ウマノスズクサの葉の形や生えている場所(学校)までもが1枚でよくわかる素晴らしい写真です。 6月1日(土) タマムシの羽を発見! 6月はじめのしぜん探検隊の集まりの日、近くの自然を観察していたら、地面に、タマムシの羽が片方落ちてしました。自分が思うに、これは上石神井小学校にもタマムシが生息しているひとつの証拠となるのでしょうか。いつかは、上石神井小学校にタマムシが現れるときが来るかもしれません。(クリック→拡大) (画像と情報:6年生隊員のHくん) ★鋭い考察ですね。確かに羽が落ちているということは、その近くに実際にタマムシが生息している何よりの証拠と考えられます。アリの巣穴の外で見つけたということでしたから、アリが運んできたものの、羽は大きすぎるからか穴の中まで運び込べなかったということでしょうかね。いろいろ想像もふくらみます。タマムシの食草(食べる植物)や成虫の発生時期などを調べて観察を続けることで、本当に「上小のタマムシ」に出会える日も遠くないかもしれませんよ。 6月13日(木) 街中のキノコ探し 街で見つけたキノコ(学区外だけど千川通り沿いです)ひとつめ(上)は街路樹の桜の木に生えていたベッコウタケ。これが生えると残念ながら枯れて倒れてしまうので伐採されることが多いそうです。 ふたつめ(下)はシュロの切り株に生えているキクラゲ。ちょっとおしゃれ。 (画像と情報:隊員のGママさん) ★街でもできるキノコ探し。ちょっとおもしろそうですね。キノコというと秋のイメージですが、雨の多くなるこの季節。案外見つけることができたりしますね。みなさんもおもしろいキノコを見つけたら教えてください。 5月24日(金) 水泳の授業開始! 上小の水泳の授業はまだですが、日差しの強さ、暖かさにつられてか、気持ちよさそうに泳ぐアオダイショウを見かけました。場所は、東伏見近くの石神井川です。(クリック→動画) (画像と情報:しぜん探検隊) 5月23日(木) ゴイサギの狩り 石神井公園でゴイサギの幼鳥がエサのザリガニかカニ?をとったところです。 氷川神社の前でジャコウアゲハらしき蝶も見ましたが、上小にはまだきませんか? (画像と情報:隊員のGママさん) ★あちこちでいろいろな生き物のヒナに出会える季節ですね。巣立っても自分でエサをとって生きていける一人前の大人になるまで修行が続きます。 ジャコウアゲハは、バタフライゾーンに食草のウマノスズクサが植えてあるので次回の観察会で探してみましょう! 5月22日(水) カルガモのヒナだよ 駅にほど近いビルの植え込みの中でピヨピヨとかわいい声がするので見てみると、カルガモのヒナ3匹がうろうろしているのを見つけました。親鳥のすがたは見えませんでした。まわりに水辺はないので、石神井川に移動するときにはぐれてしまったのでしょうか。 (画像と情報:しぜん探検隊) 5月20日(月) 森の音楽家見つけた! 近所の公園で、キツツキがケヤキの幹(みき)を口ばしでたたいている音が聞こえてきました。この公園では初めて聞く音です。時々見かけるアオゲラだと思われます。肉眼では見えましたが、ざんねんながらさつえいはできませんでした。 (画像と情報:しぜん探検隊) 4月26日(金) タンポポのビン詰め タンポポの綿毛がふくらむ季節です。開く前の綿毛を取って、上手にペットボトルやビンに入れて乾燥させると、中で綿毛が開いて素敵なタンポポのビン詰めが出来上がり! (画像と情報:隊員のGママさん) 4月16日(火) 緑色の桜ミッケ! 花びらが緑色の珍しい桜「御衣黄」(ぎょいこう)を見つけました。公園とかで見ることはありますが、今回は意外にも学区内で見つけましたよ。さて、ここはどこでしょう。ヒント:駅のすぐ北側。線路のそばですよ! (画像と情報:隊員のGママさん) 1月8日(月) キイロスズメバチの巣発見! 雑木林の中で発見。たぶんキイロスズメバチの巣だと思われます。この時期は中は空き家のはず。次回観察会に持って行きますね~ (画像と情報:隊員のおおさわさん) ★2月の観察会でさっそく「解体ショー」やりましょう! 12月4日(火) アンテナをつらぬくISS 12月4日に、ISS(国際宇宙ステーション)が夜空をつうかするようすがとてもよく見えました。すごく明るかったのが、ゆっくりゆっくり暗くなっていく様子がなんともふしぎでしたね。これからよく見えるのは 6日(水)17:51ごろ 南西の高い空 7日(木)17:02ごろ 真上(天頂) です。くわしくは・・・・ をさんこうにしてください。 10月29日(日) ナナフシの脱皮殻発見! ぐんま昆虫の森の温室で、たくさんいたナナフシの中で初めて抜け殻を見つけました。 (画像と情報:OB隊員のN君) ★夏にやった「夜の森観察会」ではナナフシを発見したN君。今度はその脱皮殻かぁ。よく見つけましたね!! 9月19日(火) 狩りをするスズメバチ 石神井公園(三宝寺池)でセミを捕まえたスズメバチを見かけました。しつこく撮影していたら、獲物をしっかり抱え込んで運び去っていきました。(クリック→動画) 9月12日(火) どんぐりミッケ! 大きなどんぐりが落ち始めましたよ。どんぐり拾いなら今がチャンスです! (画像と情報:隊員のGママさん) 9月7日(木) 空を見上げなはれ! 18:07の上石神井から西の空です。 ご多忙なみなさんもたまには空を見上げなはれ! (画像と情報:OB隊員Nさん) ★みごとな夕焼けですね。空気中の水蒸気やチリが多いと赤色以外の光は散乱してしまい、このようにより赤く鮮やかな夕焼けになるんだそうです。この時期、夕暮れの西の空から目が離せませんね~ 8月14日(月) 石神井公園でタウナギ捕獲! かねてより、タウナギを飼育してみたいと思っていて、14日の夜に石神井公園へガサガサをしに出かけました。 水路を見回ったところ、大きなタウナギがゆっくりと泳いでいるのを見つけました。最初は素手でつかもうとしましたが、思った以上にぬめりが強くて素手で捕まえるのは無理だと考え、網ですくうことにしました。何度か取り逃しましたが、何とか捕まえることができ、家で飼育することにしました。体長は70cmほどでした。 (画像と情報:卒業生の通りすがりのシャムネコさん) 8月13日(日) 流星見ながら羽化したよ! ペルセウス座流星群。極大となる今晩は微妙ですが昨晩は見ることができました。よかったです。写真は流星を見ながら羽化したアブラゼミです。 (画像と情報:OB隊員さん) ★昨晩は雲の間に結構星が見えましたからね。今晩はどうかなぁ・・・ 8月9日(水) 積乱雲の発達と移動 昨日のOB隊員さんからの情報に引き続きまた雲の話題を… 夏といえば積乱雲(入道雲)。雷はイヤですが(実は大好き。ワクワクします)、じっと見ていると積乱雲は実にダイナミックな動きをしています。時間を短縮して撮影するとその動きがよくわかります。→動画 (画像と情報:スタッフのつとむ) 8月8日(火) 空から目が離せません! 台風が近づいてきているようです。長いこと雲一つない青空続きでしたが、ここへ来て雲の変化、気象の変化がおもしろいです。上は太陽の両側に明るく虹色に光る点(「幻日」(げんじつ)が見えています!その下は富士山と幻日です。下の写真は雲の一部が虹色に輝いて見える「彩雲」です。 (画像と情報:OB隊員さん) ★雲の変化が面白いですね!朝夕の急な雨の後には虹が出ることもあります。みなさんも空を見上げてみましょう。 8月7日(月) ついに会えた!念願の・・・ ついに念願の水棲昆虫に会えました。ゲンゴロウです!(→画像拡大) (画像と情報:OB隊員中1のS君) ★S君はゲンゴロウに会いたくて計画を立ててはお父さんと日本各地のため池などを回り、ようやく4年ごしで出会うことができたのだそうです。探して回る中でアメリカザリガニなどの外来種が入り込んでしまって生態系がくずれてしまった地域が多いことにも気づいたと話してくれました。 8月6日(日) ミンミンゼミが羽化しました! 昨日のセミの羽化観察会で持ち帰った幼虫が無事羽化しました。ミンミンゼミでした! (画像と情報:4年生隊員のS君) 8月5日(土) ミノムシくんを見つけたよ 朝おきて家のドアーをあけると、なにやらぶらぶらしたものが目に入りました。ミノムシでした。朝のごあいさつをしにきたのかな?朝から暑いのに、あんなのをからだにまとってだいじょうぶ? (画像と情報:スタッフのコタジー) 7月31日(月) さてこのトンボは・・・? 静岡県伊東市にて。宿泊先のプールで泳いでいたら、黄色いトンボの大群が飛んでいて、そのうちの一匹が駐車場内で休憩している所を発見しました。シオヤトンボ?? (画像と情報:4年生隊員のS君) ★上石神井ではあまり見ないトンボ?ですね。あれれ・・・よく見るとチョウみたいに長い触覚(しょっかく)がありませんか?(→画像拡大) もしかしてトンボによく似たツノトンボかな? 7月29日(土) どうか逃げないで! 帰宅してドアを開けようと思ったら、交尾をしているムシヒキアブが! どうか逃げないでと思いながら急いで撮影しました。 (画像と情報:4年生隊員のS君) 5月1日(月) 白い花のアカバナユウゲショウを見つけた! 町中を歩いていて、白い花をつけているアカバナユウゲショウを初めて見つけました。単にユウゲショウと呼ぶこともあります。シロバナアカバナユウゲショウなんてちょっとへんな呼び名ですね。シロバナユウゲショウでもいいみたいです。ならべて比べると、アカバナの方は茎は赤茶色をしていますが、シロバナの方は、葉の色と同じ緑色のままです。 アカバナユウゲショウの中に白い花がまじっていないかどうか調べてみましょう。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 4月13日(木) 黄砂(こうさ)のえいきょうかな? 夕日をとろうと西の空にカメラを向けてみました。風が強い日なのに、今日ばかりは山かげもどんよりぼんやり見えています。真上はきれいな青空ですが。やはり黄砂のえいきょうでしょうか? (画像と情報:スタッフのコタジー) 4月12日(水) にげ出した植物 ~石神井川で見つけたよ~ 寒い時期からついこのごろまで、水のない 石神井川の底に黄色く目立つ花がさいています。『キクザキリュウキンカ』というヨーロッパからやってきた花です。どこかの庭先からにげだしたようで、かなり広がりを見せています。ちぎれた根からかんたんにふえるので、野生化するとやっかいです。ヒメリュウキンカ(クリック)との区別がまだしっかりとされていないようです。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 4月6日(木) 巨大なシロツメクサを発見しました。 場所は、石神井井川沿い、東伏見の早稲田大学グラウンドの、石神井川を挟んだ南側「下野谷 遺跡公園」です。葉もとても大きいのですが、花も大きく、直径3cmくらいあったでしょうか。まるで葱坊主(ネギの花:クリック)のようでした。 (画像と情報:スタッフのMさん) 3月31日(金) エドヒガン桜がやってきた! みなさんにおしまれつつも、幹の中に空洞(くうどう)ができてしまったために切り倒された桜(ソメイヨシノ)に代わり、西門わきに新しい桜の木がやってきました。新しい桜はエドヒガン桜という品種で、ソメイヨシノより少し早く咲く桜です。今回植樹されたエドヒガンはすでに凛(りん)と若葉を出している状態です。花をつけるまで何年かかかるようですが咲いた時の皆さん喜ぶ姿が今から楽しみです (画像と情報:スタッフのSさん) ★上石神井小学校の桜は図書室北側にあるオオシマザクラ以外はソメイヨシノでしたが、開校当初植えられたものは学校と同じくらいの年と考えると樹齢70年を超え、幹が老化して近年次々と切り倒されてしまっています。(ソメイヨシノはひかくてき寿命が短い樹木だそうです)新しく植えられたエドヒガン桜は寿命が長い桜で、中には樹齢数百年と言われているものもあるくらいですから今後も長く上小のシンボルとなっていくといいですね。生物多様性という観点からもソメイヨシノばかりでないというのはよいことだと思われます。 ジョウビタキ 石神井川に沿った都営上石神井アパートの一角。ジョウビタキのメスがいました。冬鳥の季節は終わり、このメスのジョウビタキもそろそろ旅支度でしょうか。(→画像拡大) (画像と情報」:スタッフのT) 3月10日(金) ムクドリの水浴び 春本番のような暖かさに、夕方、たくさんのムクドリが石神井川で水浴びをしていました。ねぐらに帰る前の入浴タイムでしょうか。(→動画) 3月9日(木) 冬眠終了! 一気に春めいた暖かな陽気に誘われて、ニホントカゲも冬眠から目覚め、日向ぼっこを始めたようです。〈上石神井第4踏切と第5踏切(閉鎖中)の間の線路ぎわ〉 (画像と情報:スタッフのつとむさん) 3月8日(水) 幼虫めっけ! 春から育てていた綿が枯れたので、植木鉢の土を空けたら、中から大きな幼虫が4匹も出てきました。コガネムシ?でしょうか。 園芸用の土で大きく育っていて驚きました。 せっかくなので腐葉土を入れたケースに移し替えて、様子を見ることにしました。 (画像と情報:3年生隊員のSさん) ★うえきばちから出てきたというこの幼虫。さてさなぎになって羽化したらいったい何になるのでしょう?ケースに移して飼育して、自分の目で確認するというのはとてもいいとりくみですね!結果がわかったらぜひまた写真を撮って報告してください。 3月2日(木) 見えた!木星と金星の大接近 (画像と情報:隊員のGママさん) 2月23日(木) 夕方の絶景をパチリ! 23日の夕方、家の2階から家族で見ました。とてもきれいでした! はじめはスマホを使ったのですが、手ブレがひどく、次にデジカメでねらいました。すると三きゃくなしでもうまくとれました。(画像クリック→拡大) (画像と情報:OB隊員・中1のY君) ★いろいろな機材を使ってみたのがいいですね。3つの天体(月・木星・金星)が並んでいる様子がよくわかります。3月の大接近の様子もぜひとってみてください。 2月22日(水) 毎日見てます! 22日の夕方、18:51。古田島先生からの宿題(→こちら)に挑戦中。毎日同じ場所から同じ設定で撮影してみようと思います。(画像クリック→拡大) (画像と情報:隊員のGママさん) ★22日と23日の比較画像が届きました。この先も2日の大接近までの変化が楽しみですね。 2月22日(水) 春めっけ!② こんにちは。しぜん探検隊で頂いたサクラソウが綺麗に咲きました!写真を送ります。 (画像と情報:OB隊員・中1のY君) ★スタッフのコタジーが毎年取ったタネから育てた苗を秋に分けてくれているものですね。次々とつぼみが上がってきているようですから、これからもしばらく楽しめそうですね。 2月15日(水) 春めっけ! 先週、三浦海岸に行ってきました。そこではもう春がやって来ていて、ハコベ、タンポポ、オオイヌノフグリ等が咲き、カメムシかな?出てきていました。 (画像と情報:スタッフのKさん) ★恒例「春さがし」の今年の第1報ですね。春はもうすぐそこまで来ているのですね。みなさんもそろそろ冬ごもりを終わりにして外に春を探しに出かけましょう。週末は暖かくなるようですよ~ 1月24日(火) 石けんの実、ミッケ! 前に観察会で遊んだ「ムクロジの実」がいっぱい落ちているのを見つけました。(写真・上)まわりの半透明の部分はぬらせばアワがいっぱい出て石鹸遊びができたんですよね。そのまわりの部分を取ると、中から硬くて黒いタネが出てきます。(写真・下)これが、羽根つきの羽根の黒い玉の部分。 見つけたのは、石神井公園。上を見るとまだいっぱいなっていて思わず「ムクロジパーティーだぁ!」 (画像と情報:OB隊員のN&Rちゃん) ★この実をひろえるのは、ちょうど今の季節なんですね。集めておいたら次のリース作りの時のいい材料にもなりそう・・・ 1月21日(土) 日の入りも見たよ! 学校の屋上から日の出を見たので、夕方は日の入りも観察してみました。16:56とのことでしたが、ちょうど西の方角に雲があり、太陽が雲にかくれたのは16:29でした。西に雲があるということは、これから天気、悪くなるのかな。 (画像と情報:隊員のGママさん) 1月12日(木) 月齢19の昼間の月 昼間の月がよく見えていました。月齢19だから上石神井の電車の車庫の同じ19番線の上に出ているように撮れたら面白いかなと思ったけど、なぜか19番線だけ表示がない(汗!) (画像と情報:隊員のGママさん) 1月6日(金) 暈と幻日 太陽に巻層雲がかかると、そのまわりに色のついた光の輪や強く光る場所が現れたりすることがあります。今日は丸い輪とその両脇に虹色に光る「幻日}(げんじつ)が見えていました(矢印の下)。左右両側に、はっきり見えていましたが出先にいたのが残念。真ん中の太陽を隠すようにして撮らないとまぶしすぎて暈や幻日がうまく写らないのですが・・・ (画像と情報:隊員のGママさん) 1月1日(日) 初日の出と初日の入り あけましておめでとうございます。 元日は、風はさほどないのに、とてもすんだ空にめぐまれました。 南東の空から日の出の時こくの数分後には太陽が見えてきました。わずかに広がる低い雲が光をうけて、それ刻々と増していくようすは神々しいものでした。 矢印の先に都庁やドコモタワーが見えています。 日の入りは、富士山の火口のすぐ南がわでした。あと1週間足らずで火口に重なりそうです。 ★初日の出16秒動画(→こちら) (画像と情報:スタッフのコタジー) 12月26日(月) 1時間以内で全部見えた! 日月火水木金土全部を最短時間で見るチャレンジ。1時間以内で全部見られました!! 上から太陽(日):26日16:24撮影・火星:26日17:03撮影・土星・月・水星・金星:26日17:13撮影・木星・土星・月:26日17:13撮影 (→それぞれ画像クリックで拡大) (画像と情報:隊員のGママさん) ★すごい。古田島先生もびっくりの最短記録でしょうか。こんな「惑星パレード」は次は2061ねんまで見られないそうです。みなさんもぜひ西の空に注目!(コタジーの記事はこちら・クリック) 12月22日(木) 12月8日(金) 月のくしざし! 天気が悪く、年内のダイヤモンド富士がとれなかったので「タワーくしざし満月」をとってみました。 12月8日は、満月のすぐそばに本当は明るい火星が見えていたですが、さらに明るい月の明るさに合わせてとったので写っていません。 タワーの頂上の部分がぴったり満月の中に入りました。17時半くらいから5分おきにとったものを後で合わせました。 月の軌跡(きせき=動いたあと)を見ると、ずいぶんと地面から立っているのがわかります。 冬の満月の動きは、この時期の太陽とは反対に、天の高いところを通ることがわかります。でもこれは満月の時だけで、月の形がかわると通る高さもかわります。冬では、新月になるほど高さが低くなります。(冬の太陽と同じになる) 夏はこの反対で、満月は低く、新月に近くなるほど高くなります。太陽は、何か月もかかって高さがかわっていきますが、月は2週間くらいの間に、高くなったり低くなったりしているというわけです。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 12月4日(日) 桜草咲いた! 先日の観察会で、こたじま先生から頂いた桜草に、花が咲きました。去年はピンク、今年は白でした。今年は二株頂いていて、もう一株もつぼみが出てきたので、何色が咲くか楽しみです。 (画像と情報:4年生隊員のSさん) ★寒くて花の少ない時期にもきれいに咲き続ける桜草(=プリムラマラコイデス)うれしいですね。みなさんのところでは何色が咲くかな。 11月27日(日) 大根できたよ~! 畑プロジェクトで種から育てた大根。できました! (画像と情報:畑プロジェクトメンバー) ★某農大の有名な「大根おどり」を思い起こしました。大根ってできると思わずにぎりしめて踊り出したくなるものみたいですね。わかるわかる。 11月26日(土) バッタのソフト食べたぞ! 11月20日(日)イナゴが突き刺さったソフトクリーム。長野県の諏訪湖で発見。思わず挑戦しちゃいました。 「ソフトクリームの甘い味にイナゴのしょっぱいところが合っておいしかった。でもちょっと見た目がグロかったよ」(本人談) (画像と情報:4年生隊員のK君) ★地球を救う「昆虫食」がちょっとしたブームとか。イナゴは日本ではひかくてきポピュラーな食べ物みたいですが、ソフトに合わせるとは!隊員なら挑戦したくなるよね~ 木の実を拾いに公園に行こう! リースづくりのためのつるとりも終わり、いよいよ12月3日はリースづくり本番。みなさんも、各自で木の実や木の枝など、リースづくりに使えそうな材料集めをしましょう。 11月12日(土) フヨウはふよう?(不要) いいえ、リースに みなさんリース作りの材料は集めていますか?フヨウの実がリース作りに使えるというので、近所の鉄道にそう道や石神井川ぞいの道で見つけたので集めてきました。12/3にもっていきますね。 (画像と情報:スタッフのコタジー) ムクドリの大群 ムクドリの繁殖期は春から夏にかけてで、それが終わると親鳥も巣立った子どもも一緒になって群れを作るようになります。秋から冬にはその群れは大きくなって、何百、何千、場合によってはそれを超える数のムクドリが群れを作るそうです。この時期、上石神井周辺でも、夕方にムクドリの群れを見ることができます。ムクドリは群れでねぐらに集まって寝るそうですが、おもしろいのは、寝ぐらに向かう前に、一回、どこかに集まることです。写真は、夕方、高圧線の鉄塔に集まったムクドリです。こうして集まったあと、何かをきっかけに、群れはねぐらに向かって飛び去っていきます。いくつかの群れが集まっているようで、見ていると、電線に残っているムクドリもいて、すべてのムクドリがいっぺんにねぐらに向かうのではないようです。それでも暗くなる前には、鉄塔や電線には一羽のムクドリもいなくなります。 →画像クリックで拡大 →動画(クリック) 10月27日(木) カノープス見えた! 南の低い空に見ることのできるカノープス。見えました!ただし午前3:23。 (画像と情報:隊員のGママさん) ★シリウスに次いで明るい星ですが、日本では高度が低いため(東京で約2度)なかなか見ることができない星です。南がよく開けた場所を探して、星座アプリなどで見える時刻(けっこう限られた時間です)を確認して、みなさんもこの冬はカノープス探しにちょうせんしてみましょう。 10月26日(水) 綿の実ができました! 畑に植えた綿(わた)に実ができました! (画像と情報:隊員のKママ) ★白いフワフワの綿の実。このフワフワからみなさんが着るいろいろな服やタオルなどの綿(コットン)製品ができるのですね。このままリースなどの飾りとして使ってもすてきですね。来年はみんなでもっとたくさん育ててみたいですね~ 10月23日(日) 虹色の雲発見! 虹色の雲(彩雲=さいうん)が出ていました。 (画像と情報:スタッフのつとむさん) ★太陽のそばにある高積雲などの端が美しく虹色にかがやく現象です。古くからとても縁起(えんぎ)がよいものとされています。何かいいことあるかな・・・ 10月14日(金) 「石神井川そばのソバ 」 ~ にげ出したソバ ~ 西東京市の石神井川は、水が少な目で、川ぞこにたまった土には多くの野草が生えています。 このところ川べりを歩いていてやたら目につくのが、白い小さな花をたくさんさかせているつる性の野草です。大きな群れをなしてさきほこっています。葉は、かどのとれた三角形です。 『シャクチリソバ』というソバの仲間でした。にがくてまずいけれどからだいいいことで有名なダッタンソバの親せきです。昔、小石川植物園に外国から薬草としてもちこまれたものがにげ出して全国に広がったようです。ふえすぎてやっかいものあつかいされてもい ます。 ソバ粉にしてソバをつくってもにがくてまずく、むしろ若い葉を野菜にするということです。 薬草というからには、どんなこうかがあるのか調べてみましょう。(野草をやたらに食べたりしないように (画像と情報:スタッフのコタジー) 10月12日(水) よっぱらったフヨウだ! 「よっぱらった?フヨウ」を見つけました。「スイフヨウ(酔芙蓉)」といい、街角でふつうに見かける花です。さきはじめた朝は花びらが白いのですが、時がたつにつれて、しぼみながらピンク→赤とかわっていきます。そのようすをよっぱらって顔が赤くなることにたとえたのですね。どうして色がかわるのか調べてみましょう。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 10月8日(土) 十三夜の月と木星 雲の合間から見えました! (画像と情報:隊員のGママさん) 10月2日(日) 関公園にて 関公園で出会いました。ヒバカリかな?と思ったけれどアオダイショウ? (画像と情報:隊員のGママさん) 光をあてて拡大してみると!! 浴室や洗面所など水回りでときどき見かけるオオチョウバエ。ただ地味でうっとうしいヤツと思っていましたが、ストロボで光を回して拡大撮影してみると…。 9月24日(土) 小さな細長い貝発見! 画像悪いですが、先ほど初めてキセル貝を見つけました! (画像と情報:隊員のKママ) ★陸にすむ貝はカタツムリだけではないんですよね。よく探すとこのような細長い小さな貝を見つけることがあります。キセル貝は左巻きですが、オカチョウジガイという右巻きのもいます。死んだ貝殻のように見えても水をかけると写真のように動き出すことがあります。探してみましょう!かわいいよ~ 9月16日(金) 上小のヒガンバナも咲き始めました この時期になると、すぅ〜っとのびて、パッと花火のように咲くヒガンバナ。トンボ池でも咲きはじめています。 (画像と情報:スタッフのSさん) 9月15日(木) カマキリ釣りにちょうせん! 自宅で子ども文庫を開いている知人に、探検隊の本を寄付しましたところ、利用者の少年が、早速【釣れた】報告を下さったそうです。 (画像と情報:スタッフのMさん) ★探検隊の本から、身近な自然遊びが広がっていっているようでうれしいですね。みなさんもいろいろ挑戦してぜひ報告を聞かせてください。 9月12日(日) 黄色のヒガンバナ見つけた! ヒガンバナが咲き始めています。上小の駐車場わきのはどうですか? 近所に黄色のヒガンバナがあるのに気が付きました。プランター植えです。ヒガンバナは真っ赤、ピンク 白 などがあると思っていたら、黄色のもあるんですね。 黄色いのはショウキズイセンという名でもよばれています。ほかにどんな色のヒガンバナがあるのかさがしてみてください。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 9月9日(金) トチの実 トチの実の季節になりました!公園にたくさん落ちていました。今年はリース教室やるんですか? (画像と情報:隊員のGママさん) ★風の吹いた次の日、早朝のお散歩のごほうびですね~ピッカピカのトチの実、拾うとうれしくなりますね。リース教室、まだ確定ではないですが今年もやりたいなぁと考えています。みなさんも材料集め始めましょう。 9月8日(木) オケラ発見!! 露天風呂でオケラ発見!近くに田んぼもないのに・・・ (画像と情報:スタッフのKママさん) ★田んぼのような場所で見つけるイメージですが、都内にもいるんですね~。上小でもトンボ池横の側溝でスタッフのSさんが見つけた記録があります。 ※「露天風呂」というのはKママさんのおうちはお風呂屋さんだからです。 ちなみにオケラは泳ぐの得意だそうですよ。 9月7日(水) レンゲショウマ SNSで人気のレンゲショウマ。石神井公園、いろいろありますね。映えないケド・・・ (画像と情報:隊員のGママさん) ★御岳山まで行かなくても身近なところでも見られるのですね~ 9月4日(日) ・・・ドクターブラック・・・ 家の前の道路を黒いきれいなイモムシが3匹も歩いていました! ★頭の部分がななめの流線形。黒いボディーにオレンジ色と黄色の丸い窓みたいなもよう。おしりにはとがったアンテナが1本。新幹線にドクターイエローっていう車両があるけれど、まさにそのブラックバージョン!ということで私は「ドクターブラック」って呼んでいます。 (→資料) この時期、食草のヤブガラシから下りて地面の下でさなぎになります。身近に出会える美しい生き物ベスト3に入ると思いますよ。ちなみにとげはにせもの。さわってもだいじょうぶです。 (画像と情報:隊員のりっちゃん&ママ) 8月19日(金) 夏のオリオン 昨晩から今朝にかけては風が変わりましたね。光にもかすかな秋が感じられます。早朝の上石神井の空には冬の星座オリオンが見えていました。(19日3:38撮影) (画像と情報:隊員のGママさん) 8月13日(土) 昼間からうじゃうじゃカブトムシ 近所の民家(緑が多いところですが、広い緑地は近くにはありません)に、昼間からカブトムシが元気に動き回っている木を見つけました。 シマトネリコという木のことをテレビで紹介しているのを思い出しました。カブトムシというと、夜クヌギなどの木にやってきてじっくりと樹液を吸っているというイメージですが、シマトネリコにやってくるものは、様子がかなり違います。 昼間なのにとにかくよく動きまわり元気です。ブンブン飛び回るものもいます。この木とカブトムシの関係は、まだわからないことも多いみたいですが、埼玉県の小学生の研究も参考にしていろいろと調べてみてください。 50秒動画(→こちら) ★シマトネリコという木になぜかカブトムシが集まるという情報、聞いてはいましたがまだ見たことがありません。このシマトネリコという木は最近、庭木として人気なのだそうですが上石神井にはありますかね。どんな木が調べておいて登下校やお散歩の時などに探してみてください。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 8月10日(水) 街路樹を見上げてみれば いま、あちこちで鳥のヒナが鳴いていますね。新青梅街道の街路樹にも鳥の巣がありました。(写真左上)青梅街道の街路樹にも何かの巣があったし、街路樹って巣作りしやすいんですかね? ★昼夜を問わず人やクルマが絶えず通る場所は、天敵におそわれにくいというようなことがあるのでしょうか。都会に暮らす鳥たちのしたたかな知恵ですね。 (画像と情報:隊員のGママさん) 8月6日(土) 夏のモフモフ 昆虫界のアイドル、セダカシャチホコ? 数日間外廊下の天井にいましたが、とうとう力尽きたご様子。 暑くないのか心配になるほどのモフモフっぷり! (画像と情報:隊員のGママさん) 8月1日(月) 上石神井駅の日の出(夏) 暑い日が続きます。早朝5時の駅から見た東の空。 冬バージョン(2月23日・クリック→動画)とくらべてみてください。 ★暑い暑い・・・と文句言ってないで、ちょっと早起きして空を楽しむのもいいですね~ ちなみに下の空の動画も素敵です。こちらも撮影はGママさん。7月27日。ほかでもない上石神井の空です。 (画像と情報:隊員のGママさん) 7月21日(木) 7月の発見いろいろ 7月に見つけた自然いろいろ。 上・石神井公園内の売店「豊島屋」さんで見つけたタマムシ(7月8日) 中・石神井公園のモミジの木に生えていたキノコ。とてもおいしいキノコなのかハムシがたくさんいました。(7月5日) 下・井草の森公園のアオギリの花。そろそろ開花です。(7月5日) ★今年は梅雨明けが早く、すぐに暑くなったためタマムシはずいぶん早くから見られた気がします。石神井公園にもいるのですね。 みなさんも見つけた夏の自然を教えてください。 (画像と情報:隊員のGママさん) 7月9日(土) オナガの子育て2022(巣立ち編) オナガのヒナたちですが、生まれたのは4羽。そのうち落ちてしまい死んでしまったのが1羽、8日の段階でかなり大きく(巣の中で羽をばたつかせている)育ってきたヒナが3羽が巣の中に確認できました。翌日9日は朝少し早め6時ころに見に行きました。ヒナはもう巣の外に出ていて、一羽は数m下のカエデの木に乗っています。もう1匹はなかなか見つからなかったですが、声をたよりに探してみると巣の真下の低木(アオキやクマザサ)の葉陰にかくれるようにとまっていました。いずれも、何羽もの親鳥がギーギーいきかい、エサを時々やりにきていました。ヒナに近づこうものなら、頭をつつかれそうないきおいでした。残る1羽のヒナはついに見つけられませんでした。ツミの声や姿がよく見らるので、1羽は捕食されてしまったのかもしれません。生きているのはどちらも飛ぶのはかなりおぼつかないヒナです。ちょっと、「巣立ち」が早かったのでしょうか。親からエサをもらっているので、そのうちしっかりしてくると思いますが、なにしろ外敵がけっこういそうなのでちょっと心配です。 5分09秒動画(→こちら) 7月5日(火) オナガの子育て 2022 5月末に近くの公園のけやきの木に巣を見つけてから、3週間以上かかってやっとオナガのヒナがふ化しました。 去年は、どういうわけか親鳥がとちゅうで巣をあきらめてしまったようですが、今年はめでたくヒナのたん生を目にすることができました。ヒナは今はすくすく育っているようですが、途中悲しいこともありました。 同じ園内にいるツミにおそわれそうになる場面もありましたが、なんとか切りぬけられたようです。今は台風の大風や大雨が心配ですが、無事に巣立ってくれるとうれしいです。高い木のななめ下からの撮影ですが、ひなはどんどん大きくなるので、そこそこ中の様子をうかがうことができます。ひなの鳴き声も聞こえます。強拡大するために望遠鏡のレンズを使いました。 2分40秒動画(→こちら) (画像と情報:スタッフのコタジー) 7月2日(土) 10円玉みがきやってみました 探検隊で(カタバミの葉で)10円玉を磨いてから、帰って5円玉も磨いてみました。5円玉は10円玉と違ってそこまで綺麗に光らなかったです。磨いてしばらくするとまた錆びてきてしまいました。 ★今日の観察会でやった「カタバミの葉っぱ」を使った10円玉みがきをさっそく家で発展させて実験してみたんだね。こんなふうに別のものでもいろいろ試してみるとおもしろい発見もあるね。台所にあるお酢などの調味料、庭の別の葉っぱなども試してみたそうですね。こんど結果を詳しく聞かせてください。 (画像と情報:OB隊員中2のNくん) 6月23日(木) なんのまゆかな? 学校のクワの木で見つけました! ★大きな繭(まゆ)ですね。クワの木で見つけたということは、カイコの原種と言われるクワコでしょうか。しっかり糸で繭を作り、中のさなぎが鳥などに食べられないようにガードしているのですね。この糸だけを集めて布を作ろうと考えた昔の人もすごいなぁ。 (画像と情報:隊員のGママさん) 6月22日(水) 見たことあるかい? こんにちは! ハラグロオオテントウ(上)とビロードハマキ(下)です。 ハラグロオオテントウは関町で飛んでいたものです。1.2センチほどあります。 ビロードハマキは石神井公園の旧内田家住宅にいました。図鑑の絵は、はねがひらいて描いてあったので、気がつきませんでした。 どちらもツマグロヒョウモンやアカボシゴマダラ、ナガサキアゲハ、ジャコウアゲハなどと同じように近年北上してきた昆虫ですね。数年前は房総で見つかったとニュースになっていたのに、そこらへんで見られるようになりましたよね。 ★このHPではどちらも初登場の新顔さんです。練馬区内にいるのですね!ハラグロオオテントウはその名の通りの大きさであることが1円玉とのひかくでよくわかります。 (画像と情報:隊員のGママさん) 6月13日(月)ソバの花 市内の新青梅街道そばにソバの花を見つけました。がいろじゅのすぐわきに、いったいだれがまいたのでしょうか? ソバは、年に二回(夏と秋)とれるそうです。▲の形をした種を見たことがありますか? あざやかな赤い花をつける種類もあるそうです。 (画像と情報:スタッフのコタジー) 6月10日(金) キアゲハの幼虫 3齢までの、まだ体全体が黒っぽいうちは数多くいても、緑色が多くなった4齢の幼虫になると、なぜか数を減らしてしまうような気がします。このキアゲハの幼虫は久しぶりに見つけたビッグサイズので、もうじきサナギになるのではないかな。 (画像と情報:スタッフのSさん) |