トンボ池・上石神井のしぜん情報(2019) |
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2019年12月12日(木) 1年で1番日の入りが早い時期です 1番日が短いのは「冬至」(12月22日)というのはよく知られていますが、日の入りの時刻だけを見てみると、日が暮れるのが一番早いのは12月の上旬の今の時期です。(12日の東京の日の入りは16:28。14日になると16:29。冬至の22日は16:32です。) 日の入りが早いということは、日の入りの方角も南に寄っているということです。 この写真は上石神井から見た12日の日の入り。ちょうど富士山の上あたりに日がしずんでいたのが11月の25日頃だったことを考えると、しずむ位置がだいぶ南に寄っていることがわかります。富士山の影が北の方に向かって伸びているのもよく写っていますね。 あわただしい年の瀬が近づいていますが、夕暮れ時にはちょっと仕事の手を休め、西の空をながめてみましょう。 (画像と情報提供 隊員のGママさん) |
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2019年12月3日(火) 雪虫飛ぶ! 久しぶりによく晴れたこの日の午後3時頃、区内G小の校庭で小さな白いわたのようなものがふわふわ飛んでいるのを発見。子ども達とつかまえてみると、雪虫でした。北国では「雪虫が飛ぶと初雪が降る」と言われていますが、東京でもこの季節、見られることがあります。雪虫の正体は、アブラムシ。ふだんは羽のない姿ですが、この季節になると羽をもった成虫が発生し、体から白いわたのような物質を出して空を舞って移動するのだそうです。ふわふわと飛ぶすがたは、まさに雪を思わせます。 |
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2019年11月27日(水) 練馬大根育ってます。冬の畑も見に来てね! 学校の畑の空いているスペースを借りて探検隊「畑プロジェクト」のメンバーが育てている野菜です。 ネギ、練馬ダイコン、ずいぶんと育ってきました。 9月末に植え付けた白菜、キャベツ、カリフラワーも育ってきました。カリフラワーは花蕾ができています。 (画像と情報提供 スタッフのつとむさん) |
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2019年11月24日(日) 北の空で冬の虹を発見! すっきりしないお天気が続いていますが、24日の午前中、北の空できれいな虹を発見しました。 ※虹を見つけやすいのは、雨上がりの朝か夕方と言われています。つまり西か東の空が多いのですが、こんなふうに北の空に見えることもあるのですね。どういう時か考えてみましょう。 虹というと夏のイメージがある方も多いかもしれませんが、秋~冬もけっこう虹は見えるようですよ。俳句(はいく)の季語には「冬の虹」というのがちゃんとあるそうです。 (画像と情報提供 スタッフのNママ) |
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2019年11月9日(土) 冬の生き物のベッド作り(こも巻き作業) 校庭の松とヒマラヤ杉の木にわらでできた「こも」を巻きました。冬の間、いろいろな生き物がこの中に入りこみます。これは松のなかまに付くマツカレハという毛虫を農薬を使わずにたいじする昔ながらの方法。探検隊では毎年春になると取り付けたこもをはずして、中の生き物の種類と数を調べて、害虫は処分し、そうでない生き物は保護する活動をしています。 (参加者:子ども7名・保護者・スタッフ11名 合計18名) |
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2019年10月12日(土) 台風19号による石神井川の増水 台風19号により石神井川が増水しています。 先日、みんなで観察会を行った遊歩道部分がすでに水につかっています。(12日午後撮影) 自然の力ってすごいですね。生き物はこういう時、どうしているのでしょう。(→動画2分) ★危険ですから、川を見に行くのはやめましょう。雨がやんだ後もしばらくは水位上昇の危険があります。 (画像と情報:スタッフのつとむさんより) |
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2019年9月22日(日) 石神井川の生き物を観察に出かけよう 晴れているうちに豊城橋~西豊城橋を歩いてきました。 水は澄んでいて、ハグロトンボ (写真右上)のつがいがたくさん飛び回っていました。カワセミの鳴き声も聞こえましたが、その場では発見できず、そのあと少し離れた愛宕橋(あたごばし)付近で写真を撮りました。(写真左上) 愛宕橋付近にはカワウも(写真左下)いました。 アブラハヤの群れは本日も発見できず、それらしい魚を1尾見つけた程度でした。 ★10月5日の観察会はこの場所で行います。上石神井4丁目団地下の新しい遊歩道です★ (画像と情報提供 スタッフの伊藤パパ) |
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2019年9月14日(木) 校庭の木のうろにおどろきの生き物が!? 先日の台風でおれてしまい、すぐに切りたおされた校庭のやなぎの木。その根元に大きな「うろ」(=木にあいたあな)が見つかり、その中になんとアオダイショウがいたという情報が!見ていた子ども達はいたようですが、写真などは残っていないようで確かなことはわかりません。せっかくの貴重な上石神井の生き物情報なのですが、大変残念です。 ★どなたかその時の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら探検隊事務局までお知らせ下さい! |
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2019年9月10日(火) ふき飛ばされず元気です! 台風でバタフライ(ちょう)ゾーンのうえ木ばちもたおれてしまっていましたが、起こすとアシタバの葉にはキアゲハのよう虫がちゃんとついていました。飛ばされることはなかったのですね。きっとたくさんの足でしっかりつかまっていたのでしょうね。 (画像と情報:隊員のGママより) |
2019年9月10日(火) 台風の風の力 8日から9日未明にかけて関東地方を通りぬけていった台風15号。台風の通り道の西側にあたった練馬区付近では、強い北西の風が吹き、多くの公園や学校の校庭で木が折れたり、たおれたりする被害(ひがい)が出たようです。自然の力のすごさを改めて感じます。 (画像と情報:隊員のGママ・Kママより) | ||
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西門わきのヤナギ | トンボ池西のクヌギ | トンボ池東のコナラ |
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2019年9月8日(日) 石神井川・ギンヤンマの産卵 石神井川の河川改修・遊歩道の整備が進んできました。ようやく郵便局の前の豊城橋から上流1区間は川のすぐそばまで下りて川を身近に見ることができる形になりました。 今の時期、たくさんのトンボが見られます。魚やザリガニ、時には大きなモクズガニも見られます。またカワセミ・サギ・カモ・ウなどの野鳥も。 身近な自然=石神井川の自然をぜひ見に行ってみましょう。 (画像と情報:スタッフのつとむさんより) |
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2019年7月29日(月) タマムシの季節です ようやく梅雨が明け、夏らしい暑い日がやってきました。 むっと暑くなったような日の昼下がり。エノキの木のまわりに美しいタマムシが飛びます。キラキラ美しく光る羽でオスとメスが互いを呼び合い、成虫の食草であるエノキの木に集まるのだとか。練馬でもまだ探せば見ることのできる昆虫です。先日の夜の森観察会でも死骸を1匹見つけましたね。期間限定、今だけです。タイミングさえあえば出会えるかもしれません。OBのU君は昨日、郊外の雑木林でわずか1時間ほどで6匹に出会えたとか。 ※飛ぶ瞬間をスタッフのつとむさんが動画で撮影してくれました。 (→こちら) |
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2019年7月18日(木) カブトもクワガタも出てきていました! 20日に行く上石神井の森に下見に行ってきました。雨が続き、気温も低めなので心配していましたが、樹液の出ているクヌギの木にはすでにカブトムシ・ノコギリクワガタ・コクワガタ・カナブンなどの甲虫の仲間がたくさん集まっていましたよ。当日が今から楽しみです!!(写真はいずれも18日撮影・画像提供 スタッフのつとむさん) |
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2019年7月6日(土) カブトムシ羽化を確認 トンボ池で初!! トンボ池のクヌギの木の下でカブトムシの羽化が確認されました。この数日5年生と4年生の子どもがクヌギの木の下からそれぞれカブトムシの成虫(どちらもオス)を見つけて、教室で飼育しているとの情報。そこで木の下を調べてみると・・・ なんと、今度はメスの成虫が2匹発見されました。 上小のビオトープ「トンボ池」では、初めて発見される天然のカブトムシです。 クヌギの木の下にはここ数年、冬の間に切り落としたクヌギの枝を細かいチップにしたものをしきつめていましたが、どうやらそこにどこかからやってきたカブトムシが産卵をし、チップをエサにして幼虫が育ったのだと思われます。「いつか学校にカブトムシがやってくるように」と願って校庭にビオトープを作り、クヌギの木を植えてから今年でちょうど20年。 ついにやってきたカブトムシです! | ||
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クヌギの木の下をていねいにほっていくと、まずカブトの幼虫のフンがたくさん出てきました。これはいるぞ!と色めきたつ子どもたち。 | ほどなく、1匹目のメスを発見。しばらくしてもう1匹。今はさなぎから羽化した成虫が土の中で休みながら地上に出るタイミングを待っている時期のようです。 | クヌギは樹液(じゅえき)にカブトムシなどが集まることで知られる木です。落ち葉や枯れ枝は幼虫のエサに。トンボ池には4本のクヌギの木があります。 |
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探検隊では毎年2月ににクヌギ・コナラのえだ落としをして、木が大きくなりすぎないようにかんりしています。(2017年) | かれ葉は集めて腐葉土(ふようど)にし、落とした枝は機械で細かいチップにして木の根元にしきつめています。(2017年) | クヌギの木の根元にしきつめたチップ。ここにカブトムシが産卵し、チップが幼虫のエサになったのでしょう。 (2016年) |
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2019年6月16日(土) 梅雨(つゆ)の晴れ間 空と雲がきれいな一日でしたね! 今は夏至(げし=6月22日)直前。日の出が4:25、日の入りは18:59(東京・16日)と、昼間がとっても長くてなんだか得した気分。特に長く感じる夕方をこんな天気の良い日にはたっぷり楽しみたいものですね。 (画像と情報:スタッフのおおさわさんより) |
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2019年5月18日(土) トンボ池の主(ぬし)か!?巨大ドジョウ発見!! トンボ池の水を全部ぬいて、年に一度の池の大そうじをしたこの日、池の中から体長約22センチという巨大ドジョウが見つかりました。すくい上げた4年生隊員のY君もびっくりの大きさでした。 トンボ池を作った直後の2000年8月に石神井川でとれたドジョウをトンボ池に入れた記録は残っていますが、それより後にドジョウを入れたことはないはずです。その時のドジョウがまだ生きていたのでしょうか。だとすると19歳を超える老ドジョウということになります。 この日はほかにも全部で5匹の巨大ドジョウが見つかりました。とりあえずすべて池にもどしましたが、これだけの大きさのドジョウはあまり記録がないようなので、今後もう一度捕獲(ほかく)して種類の特定や計測などくわしい調査をしていきたいと思います。 |
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2019年5月11日(土) まっすぐな虹(にじ)が見えたよ! この日探検隊は立野公園に遠足に行っていたのですが、ちょうどみんなでお弁当を食べている時、公園の原っぱの上の空にきれいな横にまっすぐな虹色の雲があらわれました。 これは「環水平(かんすいへい)アーク」とよばれるもので、上空の小さな氷の結晶によって太陽の白い光から虹色の光があらわれるげんしょうだそうです。 |
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2019年5月8日(水) トンボ池でギンヤンマの羽化が始まりました トンボ池の中の島から生えてきた細い植物(フトイ)のくきにギンヤンマ(クロスジギンヤンマか?)のヤゴが脱皮した後の殻(から)が付いています。今年もトンボの羽化(うか)が始まったようです。これから6月にかけ続々とヤゴがトンボへと羽化していくすがたが見られます。朝一番で見に行くと羽化したての美しいトンボたちに出会えるかもしれません。トンボ池のトンボたちをみんなでやさしく見守ってあげてください。 |
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2019年4月25日(木) 石神井川整備工事一部完成! 上石神井付近の石神井川の工事が一部完成して、川の近くまで下りて遊歩道から川面を見ることができるようになりました。昭和30年代の団地造成にともなう埋め立て以来私たちの生活から遠ざかっていた水辺が、ようやくまた身近な存在にもどりつつあります。 今回入れるようになったのは、郵便局のそばの「豊城橋」とその一つ西の「集い橋」までの区間(右下の図の右側部分)の南岸です。今後も工事は続きます。工事の進展と合わせて石神井川の自然をこれからも見守っていきましょう。 |
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2019年4月13日(土) 上石神井の「秘密の花園」 一面のムラサキハナナ(紫花菜)の花畑。聞けば特別に育てているわけではないけれど、前の年に花の咲いた後、種子が自然に落ちるのを待ってから刈るようにしているとのこと。今年は特にたくさん咲いたそうです。かつての里山の風景を思い起こさせてくれる貴重な風景です。ぜひ探して行ってみましょう。 (ヒントは上中の西、憩いの森の近辺です。) ※個人のお宅です。敷地内には立ち入らないようにしましょう。 ★最初に出た言葉は「おお、天国みたい!」(行ったことないけど行く予定) ショカッサイ(諸葛采)・オオアラセイトウとも呼ばれ、江戸時代に日本に入ってきたと言われる花ですね。これだけの群生はこのあたりではなかなか見られません。上の方の柿の若葉もきれいです。 |
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2019年3月30日(土) アケビの花が満開です トンボ池とプールの間の生けがきにからませているアケビに例年になくたくさんの花がついて、今まさに満開です。アケビは秋になると紫色の卵型の実をつけ、それがパカっとわれると中から透明のゼリーのようなものにつつまれた種が出てきます。そのゼリーのような部分を食べると甘くておいしいのです。秋の野山の自然のごちそうですが、みなさんは食べたことありますか?トンボ池でもなんとかそれを食べたいと育てているのですが、なかなか実りません。調べてみると同じ株どうしでは実ができにくいようで、どこかから別のアケビも持ってきて植えるといいのかな、と考えています。どこかにアケビ、ありませんかね。(画像はプールの側からとったものです) |
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2019年3月27日(水) 石神井川の桜が見ごろです オザキフラワーパーク前の信号の南の橋付近から撮ってみました。 (画像と情報:スタッフのつとむさんより) ★見事ですね~! 春です。探検隊では今「春探し写真コンテスト」(→こちら)の作品募集中です。 みなさんもぜひ町に出て、春を探して写真に撮って送って下さい。(31日まで) |
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2019年3月21日(木) トンボ池・春のリニューアル しぜん探検隊の6年生隊員さんが、卒業記念にトンボ池のかんばん・けいじ板をきれいに作り直してくれました。この日は最後の仕上げ。ぬり直したプレートを取り付け(左上)、最新情報をパネルにしたものをはりつけました。するとパネルのナナホシテントウの写真の上に、なんと本物のナナホシテントウが!(左下・⇒が本物) また、いたずらっ子たちがトンボ池の中の「島」にとびうつる時の足場になっていた手前の大きな石も6年生が「てこ」の原理を上手に使って取り外してくれました。(右上・⇒が石)重い石はお父さん達が水から引き上げて運んでくれました。(この大きな丸い花こう岩、実は昔、このあたりの農家さんで特産品の練馬大根をたくあんに加工する時に使われていたという「つけもの石」でした。学校を作る時に校庭のふちの土どめ代わりに地域の方が寄付して下さったものを20年前トンボ池を作った時に一ついただいて島の土どめに使いました。) この日は、あたたかい南風が強くふいて、気温も20度近くまで上がっていました。バッタ原っぱでは、この春初めてニホントカゲが見つかりました。(右下) トンボ池ではオタマジャクシが卵から出てきています。でもまだ完全なオタマジャクシの形にはなっていません。(このじょうたいを「胚」(はい)と言います。)まだ泳げません。しばらくは水をかき混ぜたりせずに、そっと見守ってあげて下さい。 |
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2019年3月8日(金) ヒキガエル集結中! トンボ池に、カエルが8匹ぐらい来ました。 卵も1本ぐらいありました無事に孵化(ふか)すると良いですね! (画像と情報:5年生隊員のN君より) |
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2019年3月6日(水) 出てきたよ~! 今日は二十四節気の一つ「啓蟄」(けいちつ)です。 (画像と情報:スタッフのつとむさんより) |
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2019年3月5日(火) 今年もヒキガエルの産卵が始まりました! トンボ池で今年もヒキガエルの産卵が始まりました。昨年より4日ほどおそいですね。 左の写真は親ガエル、右の写真は中央にゼリー状の卵が見えます。 そう言えば明日3月6日は啓蟄(けいちつ)と言って、地面の下などでじっと冬越ししていた生き物が地上に出てくるといわれている日です。 ヒキガエルの産卵、みんなでやさしく見守ってあげてください。 (情報と画像:4年生隊員のYさんより) |
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2019年3月2日(土) このヤゴ、なんだ!?・・・いいえ、これはフユシャクガのメスなんです 2日の観察会&ワークショップで子ども達と写真屋さんに向かって歩いていると、学校の近くのブロックべいにとまっている不思議な虫を見つけました。ちょっと見るとおなじみのアカトンボ型のヤゴのようにも見える大きさと形。でもこんな時期に、しかも陸上のブロックべいにヤゴはいませんよね。 その場にいた4年生隊員のN君によれば、これは「フユシャクガ」の成虫なのだとか。成虫が冬に現れる珍しいガで、特にメスは羽が退化していて飛べないのが大きな特徴なのだそうです。(写真に撮ってよく観察すると確かにすごく小さくなった羽のようなものが見えます。) みなさんはシャクトリムシというおもしろい歩き方をする青虫を知っていますよね。あのシャクトリムシは主にシャクガというガの仲間の幼虫です。シャクガの中で冬に成虫が出てくる仲間をフユシャクといい日本では30種以上が知られているそうです。これもたぶんその1種。ほとんどのチョウやガは、あたたかい春から夏に羽化して出てきますが、フユシャクはなんでわざわざ冬に出てくるのでしょう?しかもメスだけが羽がなくて飛べないのはなぜ?みなさんも、ちょっと考えてみましょう。 「初めて本物を見れた!」と喜んでいたN君でしたが、それにしてもN君、よく知っていましたね。すごい! |
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2019年2月3日(日) トンボ池の節分 フキノトウ発見! 暖かい節分でした。例年なら厚い氷が張っているトンボ池ですが、今年はこんなにうすい氷(左)が一部に張っていただけ。池のほとりではもうフキノトウ(右)がふくらんでいました。校庭の梅の花もつぼみがふくらんできて、もう咲く寸前でした。 | |
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池のまわりのクヌギの枝落としをしました この日は毎年この時期に取り組むクヌギの枝落とし。はしごをかけて切り落とした枝や葉を大人も子どももみんなで力を合わせて小さくまとめていきます。葉っぱは分けてふよう土作りにも使います。(上の2枚) クヌギは丸い大きなドングリのなる木で、葉や樹液にいろいろな生き物が集まる雑木林の代表的な木です。トンボ池にはクヌギが5本植えてあります。小さいドングリがなるコナラもよく似た雑木林の代表的な木ですが、コナラが秋のうちに葉を落としてしまうのに対して、クヌギはこの時期になってもまだ茶色の葉が枝に残っているので見分けられます。どちらも成長が早い木なので、トンボ池のまわりは本当の雑木林ではないので、毎年枝を落とさないと小さなトンボ池に対して木が大きくなりすぎてしまいます。今年は手前のミカンの木の植え込みもトンボ池が日影になりすぎてきたので、久しぶりに大きくかりこみました。(左下がかりこみ前・右下がかりこみ後)人工のビオトープでは、生き物にとって住みよい環境をたもつために、常にこのような人による手入れが必要なのです。月1回の作業日にはぜひみなさんのご参加を! |
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2019年2月1日(火) 明け方の東の空 月と金星 日の出前の東の空に細い逆三日月(かがみ三日月)と金星(-4.2等)が美しく輝いてならんでいます。「早起きして撮りました!」と4年生隊員のYさんからさっそくみごとな写真がとどきました。明日2月2日はさらに細い月齢27の月と月の東に土星も見えます。月の出は4:43、日の出は6:41ですからみなさんもYさんに負けないように早起きしてぜひ自分の目で見てみましょう。細い細い月は空が明るくなってくると何時くらいまで見えているでしょう。また新月(5日)をはさんで、6日以降は今度は夕方の西の空で細い細い三日月が見えてくるはずです。20日には今年最大の満月も見られます。空から目がはなせませんね。 (画像と情報:4年生隊員のYさんより) |
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2019年1月20日(日) 上石神井の日の出です! |
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2019年1月8日(火) 「二日月」が観察できました! コタジーの「冬の星空観察の手引き」にあった三日月よりもっと細い月(二日月)が夕暮れの空に観察できました。富士山もきれいに見えています。(詳しくはこちら→) 東京では晴天が続いています。明日は三日月。みなさんも夕暮れの空を見てみましょう。 (画像と情報:4年生隊員のYさんより) |
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2019年1月6日(日) 部分日食(2) みなさん、日食は見られましたか?10時半をまわると、どんどん雲があつくなり、ぼんやりとしか見えなくなってしまいましたが、食の最大の前後には、クリアな空のもと、太陽がかけていくようすを観察することができました。 食の最大の10時すぎごろ、あたりを見ましたが、くらくなっている様子はいまひとつよくわかりませんでした。 次はくれの12月26日の午後3時半ごろに食の最大になる部分日食があります。 かけぐあいは、今回とだいたい同じです。今日、見られなかった人はぜひチャレンジしてみましょう。当日金環日食が見たい人は、お金をためてフィリピンまで旅行をしましょう。 |
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(写真の説明) ※日食の写真は特別なフィルターを使って太陽を撮影するため、青い空が夜のように黒くなります。 連続写真 08時50分くらから10時45分くらいまで5分おきに撮影。50mmの写真機用レンズにD10000フィルタで減光。 かく大写真 (左上)08時49分 (左中)09時08分 (左下)09時28分 (右上)09時59分 (右中)10時38分 76mm屈折望遠鏡に18mmのアイピースをつけて拡大。ND400で減光。 ピンホールの写真(右下)画用紙にボールペンでたくさんあなを開け、もう一まいの画用紙に投影。それをコンパクトデジカメで撮影。10時13分。 (画像と情報:スタッフのコタジーより) |
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2019年1月6日(日) 速報 部分日食(1) 10:06頃の画像です。 太陽撮影用のフィルターを使っています。 (画像と情報:スタッフの伊藤パパより) |
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2019年1月2日(水) 「かがみ三日月」と金星の大接近 今朝は、最高の天気のもと、金星 月の大接近を観察することができましたね。 (画像と情報:スタッフのコタジーより) 2日(水)午前11時30分現在も、少しずつ西にかたむいてきた、細い月と金星を見つけることができています。 朝より、ずっと金星がはなれてきた(月が左【=東】にずれてきた)のがわかります。 暗い方の写真は、5時15分に撮影したものです。地球照(ちきゅうしょう=月面がぼーっとうすくみえているところ)を出すために、かなり露出オーバーにしてあります。左下にある星は、てんびん座ガンマ星(3.9等)です。 明るい写真は、すでに太陽が出たあとの7時15分に撮影したものです。 金星の右がわが欠けているのがわかりますか。金星も月と同じように太陽の光をうけてかがやいていますので、地球ー金星ー太陽の位置関係でみちかけをして見えるのです。 今日の月は下げんの細い月(月齢26)でした。 「ちょうど三日月を反対にしたよう」とか、「下げんの三日月」といったりするのですが、今日ラジオでしゃれた言い方をしているのを聞きました。それは、『かがみ三日月』です。 どうやらどこかの気象予報士がはじめに使ったようですが。ネットでひくと、とりあえず出てくるようです。 さて、明日の早朝の月は「かがみ二日月」。明後日は「かがみ一日月」・・・・さて、どこまで細い月を見ることができるでしょうか。 低い空まですみわたっている冬なので、東の空が見わたせるところでちょうせんをしてみましょう。 |
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2019年1月1日(火) 昼間の星を見よう! あけましておめでとうございます。 今年もみなさんで身近な自然を楽しみましょう。 さて、みなさんは昼間の月を見たことがありますか? それでは昼間の星はどうでしょう? 金星は明るいので、昼間でも見ることができます。ただ、目印がないとなかなか難しいです。でもちょうどこのお正月休みは近くに細い月がありますので、それをたよりに探すと、けっこう簡単に昼間の星が見つかりますよ。今日だったら細い細い月の左下、うでをのばして、げんこつ1つ分くらいのところにポツンと見えるはずです。 太陽の光が直接目に入らないように工夫するのがポイントです。 明日は、細い月と金星が大接近するので、さらに金星はみつけやすくなりますよ。 ★詳しくは「冬休みの星空観察のてびき」 (こちら→) 月と金星。だいぶ南西に低くなってきましたが、1日午前11時現在まだ肉眼で見えています。(ずっと見えてるでしょう) カメラ + 300mmレンズ + 2倍テレコン 金星は、4000分の1秒 ISO1250 での撮影です。11時5分。(トリミング) 600mmだと欠けている金星がはっきりわかります。 (画像と情報:スタッフのコタジーより) |
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